2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

靖国神社をめぐる歴史的葛藤

nami-aさん@namiメモ経由 ・靖国合祀、国主導の原案 「神社が決定」に変更(朝日新聞 2006年07月29日) ・合祀、国が仕切り役 都道府県別にノルマ(朝日新聞 2006年07月29日08時35分) 時節柄、といいますか興味深い記事でした。戦後の靖国神社に関わる歴史…

カナ(QANA)空爆

イスラエルも酷すぎるし、ヒズボラ側の挑発も度を越しています。こうやって話題にし、イスラエルを批難すること自体がヒズボラの思惑にがっちりはまっていることだとは思いますが、わざとヒズボラが子供たち民間人のところからロケット弾を発射して挑発して…

擬似原罪的戦争責任

神奈川近代文学館とか(今中野孝次展やっているそうです)関東方面の旅行に来ていた父が帰りました。うちに泊まっていったので私の様子見がてらだとは思いましたが、昭和ひと桁の父はこちらが憶えていたよりも老けたという感じで、小さくなった背中が少し悲…

右翼・左翼(続き)

(7/24の日記に続けます) さて一つの作業仮説として、次のような理念化はできないかと前回考えてみました。 サ派というのは、現在の国家のあり方に問題がある(昔も今も満足できる状態にはない)という認識を持つので、様々に生起する問題の理由や原因を「…

韓国系カルト

今現在入手している情報だけで一つの宗教をカルトと断ずることはできないと思いますが、それでも被害が言われニュースにあがってきたようではありますので、ワーニングとして触れておきます。教祖による性的暴行がささやかれ、カルトではないかと言われてい…

成功した共産主義

父が読んでいた文藝春秋特別版(8月臨時増刊号)『私が愛する日本』で、こういうインタビュー記事の一節がありました。 日本の江戸時代と高度経済成長期は、本当にいい時代で、言わば「成功した共産主義」だったと思います。要は、一部の人が儲けるために多…

ワーキング・プアな親を持つ子どもの未来まで、勝手に番組で暗示するなよ〜

という主旨の、双風亭日乗さんの「ワーキング・プアな親を持つ子ども 2」の記事が印象的です。 …ワーキング・プアは社会の構造的な問題であり、なかなか解決が困難であり、ワーキング・プアな親を持つ子どもは、やはりワーキング・プアになってしまう実状が…

誤って合祀

不備認め合祀対象から削除 韓国人生存者に靖国神社 【ソウル26日共同】日本の植民地時代に強制連行された韓国人の生存者が本人の知らない間に靖国神社に合祀(ごうし)されていた問題で26日、合祀された1人に靖国神社から、手続きの不備を認め合祀対象…

ワーキングプアからも容赦なく受信料は徴収するみなさまのNHK

日本放送協会受信料免除基準(リンク)に照らして、生活保護などの公的扶助も受けず、身体障害者でもなく、社会福祉事業施設にも入らず、重度の知的障害者とも認められず、災害被災者でもない「ワーキングプア」の人たちからNHKは法的に受信料を徴収しな…

啄木

「働く」それなのに「貧乏」というワーキングプアの問題。これはそのまま啄木の歌ですね。 働けど働けどわが暮らし楽にならざり じっと手を見る (石川啄木『一握の砂』) つまりこれは古くて新しい問題。何も昨日今日現れてきた社会問題でないともいうこと…

生活保護申請却下にあてつけ自殺?

おととい24日のことです。秋田市役所駐車場で男性が練炭自殺をしました。生活保護を却下されたということに対する抗議ではないかとニュースになりました。(さきがけon the Web記事)。ニュースの詳細を知らぬまま、印象としてはそれこそ「現代の貧困の問題…

この子の七つのお祝いに

かつての日本の人々は、子供というものをどう捉えていたのでしょう。今とあまり変わりはないだろうと、親子の情だって変わらないし、学校のかわりには寺子屋があったし、とにかく遊びたがるのが子供の本然だし…と、するのも一つの考え方ではあるでしょう。で…

右翼・左翼(ちょっと昨日の続き)

少し以前に「帰属処理」などという語を調べてみる機会がありましたが(1/31「帰属処理と切断操作?」)、そこで確認した「帰属」という社会学用語を昨日拾ったsinnichiroinabaさんのご紹介の本、田島正樹『読む哲学事典』の記述に絡めてみますと… ウ派という…

プアは楽しめないの?

いや、私も昨日のNHKスペシャル「ワーキングプア」は見ました(一部見逃してますが)。本当に大変な状況の方たちがいらっしゃるなあと思いました。ただこれは編集(演出)意図だったのかもしれませんが、苦労している方々が健気に辛さに耐えているようでしか…

反宗教主義(再)

一年ちょっと前に「反宗教主義」というお題でエントリーを書いていましたが、その時の引用を再掲したいと思います。 靖国問題の不思議 (元上智大学教授・ザンクトガレン大学客員教授:八幡康貞) 政教分離とは、まず第一に、宗教団体の政治への介入や影響を…

からまむしの作り方

とてもおいしい丼のレシピをご紹介 1 ご飯を炊く 2 鰻のたれを用意する(スーパーの蒲焼についてくる) 3 どんぶりに半分ほどご飯をよそい、鰻のたれを半量かける 4 そのうえにご飯をまたよそって、鰻のたれを満遍なく全部かける 5 山椒の粉(スーパー…

右翼・左翼

id:sinnichiroinabaさんの「インタラクティヴ読書ノート別館の別館」のこちらの記事(左翼・右翼・保守主義)で紹介されている 田島正樹『読む哲学事典』(講談社現代新書)は面白そうですね。 孫引きですが、 ここで、祖国が直面する危機を、その政治的共同…

顔そのものがいやらしいと苦情を訴えるということ

派遣社員ハラスメントを「ハケハラ」と称してみたらしいのですが、次の毎日新聞のコラムをご覧ください。 ハケハラ(毎日新聞 2006年7月15日 東京朝刊) 「A部長がセクハラ? ヨシ私が何とかしてあげるから具体的に話してくれる?」。Kさんは女性部長なの…

「おれやるよ」だって…あほらし

茨城ゴールデンゴールズ存続。

公と私を考えるヒント

結局、今日新潟県魚沼市の球場で、茨城ゴールデンゴールズの解散を撤回する萩本欽一氏がいたわけですが、個人的感情は別にしてこれは公と私というものと個人の関わりを考えるヒントぐらいの意味はあるように思えました。 彼は球団関係者・選手・サポーターを…

靖国神社批判派

靖国神社へ首相の参拝があることを批判する人の中でも冷静になれない人は、何か自分の宗教の教義に反する教団に対するような憎しみに囚われているような様子ですね。他者の信仰はそれとしてスルーすればいいんじゃないかと思うのですが… 久しぶりにブックマ…

コメントにお答えして

昨日の日記にid:BluE-pInkさんから少々長めのコメント及びご質問をいただきました。大事な内容も含むように思われましたので、これ幸いと今日の日記本文でお答えかたがたちょっと書いてみます。(いただいたコメント本文は昨日の日記のコメント欄に…) ちょ…

考えていなかったの?萩本さん!

欽ちゃん生出演「もう1度考えなきゃね」 クラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」を解散させることを明らかにした萩本欽一監督(65)が発表から一夜明けた20日朝、「みのもんた朝ズバッ!」(TBS系)に電話で生出演し「かわいい選手を1番悩ませちゃ…

徳治主義

外交とは基本的に国同士の話し合いであると思います。にもかかわらず戦争が外交の一つの形態であると言われるのは、ほとんどの戦争が争う国々の間の外交という形をとった終戦・戦後処理で終結するものだからです(例外はジェノサイドなどが目的とされる場合…

昭和天皇の靖国不参ニュース

今まで靖国問題について書いてきた以上、これには触れなければならないでしょう。今朝日経新聞が「昭和天皇、A級戦犯靖国合祀に不快感・元宮内庁長官が発言メモ」という形でスクープ記事を発表しました。これを知ったのは今朝のテレビですが、各紙とも後追…

中東で

紛争がまだエスカレートしていくようです。今回の件に限ればイスラエルは明らかに挑発されて攻撃を開始していますから、単純に紛争当事者の善悪の色分けもできない「汚い」紛争になっています。 まず先月のパレスチナでのイスラム原理主義組織ハマスの軍事部…

ゴールデンゴールズ解散は責任をとったことになるのか?

FNNスーパーチャンネルで、萩本欽一氏の会見とアマ野球チームゴールデン・ゴールズの解散と言うニュースをみたばかりですが、何てピントが呆けたことをしているんだろうという感じを受けました。極楽とんぼの山本圭一氏の行為について、現時点でこれは過剰反…

ご近所の話

ご近所の噂話に往々にして真実があり殺人などの事件もそうした噂話あたりから解決する、と言えばクリスティーの「ミス・マープル」ですが、どうも今回の秋田での幼児殺害事件、かなり最初の段階から母親の鈴香被告が怪しいという近所の噂は広まっていたようで…

やっぱり「原罪」に見えていたらしく…

<取材日記>声を高めた日本外交 (前略) 日本外交の変化は韓日関係にも変化を予告している。 これまでは韓国がトーンを高めると、侵略と植民支配という‘原罪’を抱いた日本が適当に譲歩するという場面が少なくなかった。 しかし最近、日本との交渉に参加し…

まことに主の力に限りはありません(茨城)

1試合で5本塁打! キリストが県公式戦記録更新 10試合中6試合でコールド 夏の高校野球県大会は13日、水戸市民球場などで1回戦10試合が行われ、日立市民球場ではキリストの3選手が5本の本塁打を放ち、常総学院が1990年に打ち立てた県の公式戦…