2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

アフガン韓国人拉致事件

経緯はどうあれ(というか謎だらけなのですが)、殺されずに済んだ人質の全員が解放ということになりました。全員解放の第一報を聞いた後も、最後の最後まで安心はできないのではと思って経過を見守りましたが、どうやら一応の解決を見た形になったようです…

受け容れ難いものを受け容れる

今日になってantonianさんのところの記事で一匹の犬の死を知りました。生前のことを耳にして、またこのように訃報を聞くというのも他生の縁。悲しさが込み上げてきますが、ただただ悼むばかりです。 何といっても縁あるものの死はつらいですし、まして実人生…

妹の来訪

わりに時ならぬ休暇をとってネットとも離れていたのは、日曜から妹が姪っ子と一緒に来て連泊していたからでした。おかげで今日明日はそれなりにシビアな状況になっています。まあいいんですけど(笑) 高速に乗って遠出して水族館に行ったのは昨日書いたとお…

「女が東大に入って幸せになるはずがない」

ちょっとネットを離れている間に、格差とか学歴、生き方といったところについて活発に議論されていたようですね。今はおおよそを読ませていただいているぐらいなのですが、一つだけ、その場にいたらこれを材料に書いてもいたかなというネタを思い起こしまし…

水族館の入り口のすし屋さん

画像はアクアワールド大洗の入り口付近のおすし屋さんです。 水族館のマーケットプレイス内にあるもので、もちろん同施設の一部。駐車場方向からやって来て、誰もが目にすることになると思いますが大胆というか…。 入り口にある亀の置物(画像左下にちょっと…

面白そうな 大学の授業システム

ジャストシステムのメールマガジンからの情報ですが、面白そうな授業システムの紹介がされていました。 ただいま『大学塾!!Blog』では、 「携帯電話を活用して、授業で学生の発言を引き出す」 という教育方法を実践している滋賀大学、宮田先生のインタビュ…

信を語ること

以前に紹介したアントニオ・ダマジオのインタビュー記事の中に、彼の語る次のような一節がありました。 前著「デカルトの誤謬(Descartes' Error)」では、感情は肉体そのもので起こるプロセスに大きく依存していると主張しました。たとえば、驚くと鼓動が早く…

あせも

先日ノースリーブのTシャツを着て家でうろうろしていたら、母から「あんたあせもなんじゃない?」と言われ、まさかあれは子供の病気…と笑ったのですがどうやら本当にあせも(汗疹)でした。旅先では着替えに限度がありますので汗をかくたびにシャワーという…

昨日の続き

ナショナリズムとは何なのか、ということについての再考を含んだ形でのナショナリズムの現れ。もし90年代半ば以降から新しい形のナショナリズムが見えているとすれば、それはおそらくこうしたものではないかと考えることがあります。 ナショナリズムとは何か…

涼む

もうすぐ出なければいけない今の借家は、けっこう面白いお風呂場を持っていて、写真のように窓際に掛けられるようにも設(しつら)えられています。実は二日も前からここに水を張っていて、暑いさなかには水の中にちゃぷちゃぷ足を漬けながら読書と洒落込む…

「若者のナショナリズム」(大澤真幸)について

先日、朝方の地震に目を覚まし、地震情報をとつけたテレビでいきなり大澤真幸氏の『視点・論点 若者のナショナリズム』という論説番組(NHK)を目にしました。この番組で語られた全文は以下のところにあります。 視点・論点 「シリーズ戦後 『若者のナショナ…

冷やしラーメン

あまりに暑い日が続き、ちょっと帰省から戻っても日記を書く気力も湧かない感じです。とはいえリハビリを兼ねて少しだけ… この夏、わりに長めの休みが取れましたので久々に盆に帰省しましたが、それだけでは面白くないので一所だけ寄り道をしました。寄った…

夏休み

告知して休むということはしていなかったのですが*1、この頃スパムトラックバックが多いものでトラックバックを停める設定をしたいと思い、今回は特に書いておきます。 一週間ほど、あるいはネットからも離れた生活になるかもしれません。ゆっくり休みたいと…

意識について考える一つの試み

意識について考えるということは私たちにとって常に難しいことです。私たちはいつも「意識している」のであって「意識について考える」ことはしていないからです。それだけチャレンジングで面白いのかもしれませんが…。良く知っているつもりで、実は何だかよ…

文通

ちょっといまさら感もありますが、新海誠さんの『秒速5センチメートル』見ました。DVDを購入したんです。 もどかしい交流とか素直になれない気持とかすれ違うめぐり合わせとか、若いうちの恋だの何だのの苦しさを直に思い出させるようなストレートな作品(…

よこしまな話

楳図かずおさんが吉祥寺に建築中の住宅をめぐってのケースで、某局のリポーターが長野県にあるすでに建てられた赤白縞の楳図さんの「別荘」を取材しているニュースがありました。リポーターの人は、別荘周囲の雑草が伸び放題であるのを見て「しばらく使われ…

チューリング・テストと意識

lastlineさん@最終防衛ライン2の「最先端科学でも解明されていない当たり前のこと。 があまりにも酷いのでツッコミ」という記事で、一箇所だけどうしても気になるところがあったので… 4.意識とはなんなのか。 ・意識があるかどうかの試験はチューリング…

ヒロシマの日

今年も式典をテレビで見ました。こういう感慨も、繰り返すことに意味があるのでしょう。 ただ私には、年々同じと見えるものもその見え方が少しずつ変わってくるようにも思えています。

生物と無生物のあいだ

評判が良かった、福岡伸一『生物と無生物のあいだ』講談社現代新書1891を読んでみました。なかなかにイメージとして喚起するものの多い、興味深い読書ができたと思います。 なかでも最も私の印象に残ったのは、生物の身体を構成する物質が絶え間なく作られ、…

昨日の補記

昨日の記事に、周囲が困窮者の重荷を分担することに関しては負の側面も考えられるのではというフィードバック(と私は受け取りました)をいただきました。 私の発想は、個々ばらばらになった「弱い立場」の人間が少しでも救われるためには「自分(たち)」だ…

危ない中国

サッカー日中戦で中国人観客が騒動、紙コップ投げつけ罵声(読売新聞) という記事に「またか」と思ってしまったのですが、これに対して「みどりのくつした」という方が ■サッカーの国際試合とはこういうものなんだよ。 瀋陽のサッカー日中戦で、中国人観客…

ワーキングプアII(セカイ系の発想?)

NHKスペシャル「ワーキングプアII」の再放送を視聴。いろいろ感情的に訴えかけるものはありましたし、何をどうすればということについて頭に浮かぶものも少なくありません。まとまらない考えの中ですが、二つだけすぐに書き留めておきたいと思うところが…

血に拘る

【社説】今やDNA鑑定まで必要な韓国の大統領候補選び 先月27日、ハンナラ党の李明博(イ・ミョンバク)候補の口腔(こうくう)細胞を検察の捜査官が綿棒で採取した。これは本人の同意を得て行われたものだ。検察はこれに先立ち、李候補の実兄であるハンナラ…

漫棚通信の件

今日付けで唐突に唐沢俊一氏の謝罪文が出ていてびっくり。唐沢氏ももう幕引きをしたいと思ったのでしょう。これが出せるならもっと早くに…と思うのは当事者じゃない者の目だからかもしれません。漫棚通信ブログ版の方にはまだ何もこれについてのコメントはな…

ヒュームの問題

科学論と哲学との関わりでは「ヒュームの問題」と呼ばれる帰納に関する問題、古典的な難題がありました。それはある意味科学法則の真理性を疑わせるに足るものであり、これを「哲学の入っている戸棚の中の骸骨*1」だと言った方*2もおられます。 それをとても…

読みやすさの公式

こうやって日記を書いていて、読んでいて何を言っているのかわからない…という文章は書かないように心がけてはいます*1。少なくとも読みやすい文であればなあと思っているわりには、時々自分でも満足できない言い回しが多い日もあり、言葉は難しいと本当に思…