妹が姪を連れて来訪

uumin32006-08-27

 半日遊んで日帰りで帰っていきました。一年ちょっと前に来た時は姪はまだやっと手を離してどうにか立てるくらい、あうあうと言葉らしきものを言い始めたぐらいで(過去日記)それに比べれば(まだ二歳と三ヶ月ぐらいですが)一人で車の座席にのぼれるぐらい、鸚鵡返しをちょっとこえて言葉を語れるぐらいになっていて、人はこんなに早く成長するものかと感慨を覚えました。
 なにより前回来た時はわんこがまだ生きていました。妹が今回来たのも、一番の目的はわんこに手を合わせるためです。彼女も数年この犬と暮していましたから。
(※写真は前回姪っこが来た時のものです。これよりはるかに成長していました >今回は写真を撮らず)


 ずっと車を運転してきて疲れたとのことでしたので、わんこにお線香をあげてから私が運転してまず食事へ。夜は居酒屋をやっていて昼だけ定食を出している近間の某店へ行きました。姪っ子は持参の食べこぼし用エプロンをして、これまた持参のフォークとスプーンでほとんど自分でご飯を食べていました。これにまた感心。前回来た時は哺乳瓶を持ってきていましたからね。


 家でわんこの小さい時からのスライドショーを見て、それから三人で車で筑波山へ。あそこまでは結構かかるんですが(家から遠くに見えることは見えます)、妹がテレビで見た筑波山の某ホテルの足湯がよさそうだったということでそれを目指して…。ほんとに足湯だけ入れるのかどうかわかりませんでしたが、まず行ってみようと車を向かわせました。


 観光客らしい人は意外に少ないようでしたが、みやげ物屋の客引きおばさんはしっかり三、四人営業していましたし、ホテルのあたりに人がいる時間でもないのでこんなものかという感想。フロントには女性従業員の方が一人しかおらず、チェックアウトの家族連れの清算とホテル内のみやげ物屋での販売とをあわただしくいったりきたりしてやっていました。それで少々待たされましたが、「足湯だけお願いしたいんですが」というと「どうぞどうぞ」とのこと。
 足湯オンリーなら一人200円。飲み物(コーヒー、アイスコーヒー、紅茶など)つきで一人500円ということで、二人分1000円(小さいお子様はもちろん只)を払い、入り口から入って突き当たるロビーの外の足湯へと出ます。


 ホテルのロビーのベランダに腰掛けるところとお湯が流れる溝、そして30cmぐらいのテーブル状のひさしがベランダの方から突き出しているといういたって簡単な作りの足湯がありました。坐るところはおとな3人がけが三つぐらいのスペースで(ベンチとベンチの間は出入りする空間)、一番右端だけ「お湯がホースで座布団の下へ」というスペシャル席です。私たちの他には誰もいませんし、三、四十分ぐらいで帰る時まで誰も入ってきませんでした。
 ベランダのすのこのところで靴などを脱ぎ、裾をまくって入湯。まあぬる目の鉱泉ですね。流れ続けていますので清潔感はあります。
 真正面は山。20mぐらい先の高い木が生い茂った山はだで、しきりに蝉が鳴いています。目を左の上方に向けると、青い空とロープウェーの駅が見えます。このアングルは確かに涼しげできれいです。妹もテレビで見た絵だと言っていました。右の方には山道と御宮のような建物。山との間のホテル裏にはちょっとしたせせらぎがあり、そこまでは建物の3階ぐらいの高さがあるでしょうか(ホテル入り口が裏に回ると高いところにある構造)。目を上に向けるとそれなりに抜けた空があり、まあ気持ちが良いといってよいでしょう。思ったよりしょぼくはないと評価します。そこにお盆に載せてアイスコーヒーを持って来てくれましたので、私はのんびり(本でも持ってくればいいなあ)と思いながらくつろぎました。
 妹の方は、いきなり姪っ子が足湯に腰までつかってばしゃばしゃ始めたため、いろいろ脱がせて水遊び用パンツに穿き替えさせたり、ああだこうだと忙しそうでした(笑)子供は水遊びが大好きですから。
 と、すっかり油断しているところに姪っ子のお湯攻撃が! すごく楽しそうでしたので怒るに怒れないという感じでした(笑)まあぼちぼち乾かしながら、妹と話すこと30分。さすがに足湯効果で汗がにじみ始めましたので、やっぱりこういうところは夏は季節じゃないね〜と話して出ることに。山を歩いてきたときなどはなかなかいい気持ちだろうと思います。ベランダに置かれたタオルを取って足を拭き、子供がびちゃびちゃにした下なども拭いて整理してから外へ。


 妹は旦那にお土産を買うというので買い物。姪っ子はホテル入り口の池の大きな亀さんにご執心です。不思議そうに見つめていました。


 再び家に帰り、お供えで持ってきた桃のうち一個を三人で食べ、姪はまだ物足りなそうでしたのでバナナを二本渡したらほぼ一本ぺろりといきました。何か将来がちょっぴり不安です(笑)
 「どうせ三歳以前の記憶なんてなくなるんだから姪を可愛がるのは三歳過ぎてから」と宣言していた私ですが、やはりこういう小さい子が懐いてくると甘くなってしまいますね。まあ、これは特別大サービス、ということで結構かわいがって相手をしてしまいました。


 そして妹は再び姪を乗せてお帰りです。泊まっていければよかったのですが、まあ旦那も一泊二日の出張から帰ってきて夕食を食べるということでしたので無理は言えません。さようなら〜と手を振って二人は帰っていきました。
 わんわんがいれば姪っ子はこのあいだみたいに喜んだでしょうし、ブッタもきっとお客さんが嬉しかったに違いありません。それだけは残念ですが仕方がないこと。わんこの写真に手を合わせ、二人が無事帰宅できるようにお願いしました。