2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

租税特別措置法改正案再議決

揮発油税の暫定税率の復活を含む歳入関連法案が今日午後の衆院本会議で、自民、公明両党の3分の2以上の多数による再議決で成立する模様。 →衆参両院の多数派が異なる「ねじれ国会」の下で、参院で否決された法案を衆院が再議決すること これに関しては私は…

韓国でのリレー騒動の現地レポ

韓国ソウルでの北京オリンピックトーチリレーの騒動と混乱について、友人が現地で体験したことについてメールをくれました。ここには報道ではわからないようなことも書いてありましたし、とても興味深いものでしたので、本人の承諾を受け、こちらでも紹介し…

飲み疲れ

夕べ、普段はあまり会えない年上の友人(もう退職された方々)と一緒に外で飲み食いして参りました。 三人でドイツ料理(とビールやワイン)をしこたまやっつけて、傍のホテルに行って飲み足りないとウイスキーを少々(一本)。近所と言っていいほどのホテル…

中国カルト

カルトとは数名以上のグループの動き方の一つを指すもので、集団で閉鎖に向かい、その中の個人は健全な識別能力や批判能力を失っている。 だからカルトとは必ずしも「宗教」とは限らない。 そもそも人間がグループを組んで、外界との接触を断ったり、外部に…

誤った愛国教育

前の記事で「誤った愛国教育」という表現を使いましたが、どういうものが誤っていてどういうものがそうではないのかというのは常に問われることだと思っています。正しい愛国教育などない、というお考えの方もいらっしゃるでしょう。 私はクニを愛するとはと…

北朝鮮によるフランス人拉致の報道

今日になって気付いたのですが、24日の韓国聯合ニュースで次のような記事がありました。 1970年代に外国人女性28人が北朝鮮拉致、仏紙 【パリ23日聯合】北朝鮮の特殊要員が1970年代に28人の外国人女性を拉致していたとフランスの日刊紙ル・フ…

微妙に

拳と拳で語り合うのが強敵と書いて「とも」と読む存在だそうで… 韓国でのトーチリレーの騒動が、どこか微妙にこうあるべきだったなあと思わせないでも…ごにょごにょ。 現地の人にとっては傍迷惑なんですけどね、もちろん。 聖火リレー:中国のデモ隊を阻止 2…

終った模様

考えてみたら祭典のトーチリレーを固唾を飲んで見守る…というのはおかしいですね。 でも各局の報道は妙に緊迫感を持ったものでしたし(ただ下手だったとも言う)、いくつかの逮捕者が出た場面などが繰り返し映されていましたので、どうにも事件現場風味の中…

いよいよ

今朝のニュース等でオリンピックのトーチリレー直前の雰囲気など映しているのを見ています。いよいよセレモニーとしてのリレーが始まるところです。どうなるものか固唾を飲んで見守っています。 気になるのはやはり → 聖火リレー妨害や不参加は、“面子の国”…

ナチス占領下の陽気なパリ市民

epuration(浄化) 排除・追放・刷新とも訳されるこのエピュラシオンという言葉は、第二次世界大戦でパリが解放された後に吹き荒れたコラボ(collaborateur=対独協力者)狩り、追放と粛清のその嵐のような事態をも指します。モノクロのフィルム画像で、ドイ…

Windfall

ちょっと雨降りでじめっとしていたところにwindfallが… antonianさん、ありがとうございます。 あーこれでまたメタボへまっしぐら(嘘)。 実はほくそ笑んでいます。

ここにも雪山獅子旗が

あったんだということに夕べ気付きました

「死んだ人は生き返る」について

京都新聞の記事「1割「死んだ人は生き返る」 福知山市教委が小中学生にアンケート」がちょっとネタ的に捉えられているようです。 京都府福知山市の市教育委員会は23日、昨年末に市立全小中学校の子どもを対象に行った「命の大切さを考える児童生徒アンケ…

罪を憎んで人を憎まず

「罪を憎んで人を憎まず」というのはどういうことなのか、結構折に触れ考えることがありました。 それは「犯した行為が裁かれるべきであって、その心情を推し量って裁くべきではない」ということかなと今は思ったりしています*1。 ところが現行の刑法は客観…

あ、同じ…と思ってしまう

日本の論壇系というかそういったあたりの抱える弱点の一つは、他所でみられ考えられた「問題」を単純に自分のところに引き写してきて「問題だ」とするようなあり方ではないかと思います。 これは「日本にファシズムはあったのか?」なんていう過去エントリー…

グーグー

猫好きの友人宅に先日伺った際、猫のサバって知ってる?と聞かれ、知らないと答えたらぜひ読んでみるようにと一冊のマンガを持ち帰らせてくれました。大島弓子の『グーグーだって猫である』(角川書店)です。 大島さんは『綿の国星』をLaLa連載中に時々目に…

アウシュヴィッツとナショナリズムとは同じ話か?

東浩紀氏の「東浩紀の渦状言論」とfinalventさんの日記(「東浩紀さんへの返信」など)で少し議論が始まりかけて、そしてなんだか「読者に判断を委ねる」というところで納まってしまったようです。 ポイントはナショナリズムと全体主義、そして反ユダヤ思想…

28万円のスイート?

本当だかどうだか直接ニュースに触れていないのでわからないのですが、ダライ・ラマ14世が渡米の際に中継地として来日した際に「1泊28万円のスイートルーム」に滞在してどうのこうのという話題を結構耳にします。 少なくとも彼は今回4月の10日朝に成田に到着…

雨天

数日泊りがけで新しく来た人たちの「研修」に付き合って参りました。研修とは言っても、実質イニシエーショナルなもので、一緒に御飯を食べ夜更かしして話し込み山に登って達成感を得てそれでお仕舞…といったものなのですが。 ただ予想していた通りにここ一…

モテないことをネタにする

自分がどう振られたか、どうモテなかったかということを「ネタ」にして笑うという雰囲気に初めて触れたのは関西に住み始めてからのことでした。20年も前のことです。びっくりしました。 男子も女子も、もちろん語らない人もいることはいますが、結構な割合…

対話に拘るより闘えという意見

ダライ・ラマが「対話」に拘ることを批難する言葉がありました。多くのチベット人が殺され抑圧されているのにタテマエにこだわってばかりというのは生命の軽視で、宗教指導者としてはずかしくないのか…といった具合です。 どこまで本当にそう思っているのかわ…

惚れたが悪いか

太宰治はどうにも肌合いが合わないと言いますか、熱狂的なファンは身の回りに少なからずいたのですが私は少し引いていました。過剰な自意識というのが、むしろかつての私には切実過ぎて見ていて辛くなる感じだったのかなと今では思えています。 そんな彼の作…

五輪反対論は「不公平」だそうで

五輪反対論は「不公平」=J・チェン氏、人権批判に反論−香港 【香港14日時事】香港の俳優ジャッキー・チェン氏は14日までに米CNNテレビとのインタビューに応じ、中国の人権問題などを批判して北京五輪に反対するのは「公平ではない」と語った。チェ…

チベット問題についての日本の仏教界の反応

財団法人全日本仏教会による声明 チベット情勢についての声明 日本の伝統仏教界唯一の連合体である財団法人全日本仏教会および世界仏教徒連盟日本センターを代表し、現今のチベット情勢について、以下の通り表明いたします。 全日本仏教会は世界仏教徒連盟の…

浄土真宗本願寺派の要請

浄土真宗本願寺派:福岡教区、チベット人の人権擁護など要請 /福岡 浄土真宗本願寺派福岡教区(416カ寺)は9日、中国駐福岡総領事館(中央区地行浜)を訪ね、中国政府が中国チベット自治区とチベット人に圧力をかけていることに対し、平和的解決を求め…

パリは燃えているか

今回のオリンピックトーチリレー騒動で、結構多くの方が『パリは燃えているか』というタイトルを思い出されていたようです。それがかつての映画のタイトルとしてなのか、NHK『映像の世紀』で有名になった加古隆さんの曲の題名としてなのか、そこらへんは微妙…

中国によるオリンピックボイコット

某所で以下のコピペを見かけました。 10 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2008/04/08(火) 00:35:48 ID:8RTL07xP0 【中国の五輪ボイコットの歴史】 1949年 中華人民共和国 建国 1952年 ヘルシンキ五輪 参加 1956年 メルボルン五輪 選手団が現地に到着後に…

聖火

比叡山を訪れた人はほとんどが東塔にある根本中堂を一度は拝見するでしょう。あそこには開創以来千二百年間灯され続けたという「不滅の宝灯」があったはず。 嘘か真かこの宝灯を消さぬために、油切れや芯切れに細心の配慮を要求されるところから「油断大敵」…

愚行権

公共の福祉に反しない限り、個人には傍から見て愚かしいと思えることでも為す権利がある…というのが愚行権というものです。まだ一般の認知や承認を受けているとは言い難い言葉だと思いますが相当に個人主義的でリベラルなもので、私は理解できるけど「権利」…

二度消されたトーチ?

French farce as Olympic flame extinguished twice by officials 'just because of some boos' (Daily Mail紙「フランス流の茶番劇 オリンピックの火は二度関係者によって「ちょっとした抗議」にあって消された) The Olympic torch was extinguished twic…