負のボランティア

 正確には「ボランティア」は謳っていなかったと思いますが、引越して最初の自治会のクリーンアップに参加しました。雨で一週延びて今日になったのです。前いたところと違うなと思えたのは「不参加の場合一戸あたり2000円を徴収する」旨の回覧があったところでした。
 8:30から一時間、といっても実働は30分ばかりで少々汗はかきましたが自分の家の狭い庭の草を引くよりは楽でした。おおまかなところは草刈機が出ていましたし人数がいましたから。


 こういう恫喝?がある企画に参加するのは果たしてボランティアなのか否か、微妙なところだと思います。
 ただ、おそらく以前は「ご近所の目、他人様の眼」を気にするといったものがあって、罰金はなくても暗黙裡に強制力が働いていたのだとも思います。こちらはわりに新興住宅地っぽいところですので、ストレートに罰則を設けたのでしょう。(どこまで強制力があるかは疑問ですが、プレッシャーにはなりますね)


 別にこれをボランティアと捉えずに労働奉仕かなにか、あるいは自治会の協働作業と考えれば「罰金付き」みたいなのでもそれほど腹も立ちませんが、どこか納得できないところもあるのは確かです。前に住んでいたところでこういうのがなかった所為でしょうか。
 以前のところでは、大体一班あたり年四、五回の出動が呼びかけられていました。最初の年は2度(クリーンアップと瓶・缶・新聞古紙整理)ボランタリーに参加。次の年はいきなり班長役が回ってきて、他の方に呼びかける以上…ということで全部参加。その翌年は(途中で引越したのでしたが)1度の参加だけだったと思います。
 あちらはムチの代わりにアメで、参加者にはお茶やら菓子やらが出ていました。規模や予算が違うからなのでしょうが、こちらでは軍手、鎌等は持参。あちらではそうしたものは用意されていましたし子供の参加も多く、わりに近いところなのですが全然違うなあという印象を受けます。

過保護ではなく

 大学入学式に父母出席 これは「過保護なのか」論争J-cast
 大学の入学式に親が大挙して参加するのは、子供が心配だからとかいうのではなく一緒に誇らしく入学式を体験したいという以上の意味はないと思います。ですから安藤氏の言葉からずれているなあという気がしていました。
 うちの場合は(私はいやだと言ったのですが、スポンサーには逆らいきれず)父と祖父が入学式に来ていましたね。ちなみに卒業式は私自身が出ませんでしたし、事務で筒と紙だけもらってくるありさま。結構擦れてしまっていたというところでしょう(笑)