これは気になる
2005年11月08日11時39分
原書房(東京都新宿区)は7日夜、同社が今年出版した飛鳥部勝則さんの小説「誰のための綾織(あやおり)」の中に、故・三原順さんの漫画「はみだしっ子」(白泉社)に類似した表現が十数カ所あったとして、「誰のため〜」の絶版・回収を決め、同社のホームページにおわびを掲載した。
9月に、読者からとみられる指摘のメールが同社に届き、社内で調査し、飛鳥部さんにも確認した。ホームページには「素材カードに該当部分が紛れ込んでしまった」との著者の見解を載せた上で、「『許可を得ずに一部表記を引用した』と判断した」としている。
(asahi.com)
どこが「はみだしっ子」だったのでしょう?
さらばよし、論理の赴くところ何処へなりと行こうではないか
この引用にしびれた当時を思い出します。とりあえず三原さんに合掌…
蛇足
私はいきなり絶版・回収というような対応が定式化するのには反対です。
からかいの言葉ではなく「オマージュ」とか「インスパイア」みたいなことはあって良いとも思います(明記すればですが)。
[こちら]にいわゆるまとめサイトのようなものがありました。「はみだしっ子」が忘れられるよりは、盗みに近いものではなく捧げる行為として(つまり引用や参照をはっきりすれば)、この類似はあってもよかったし、個人的な許容範囲だったかもしれません。
さらに蛇足
やっぱり似てるところを何度も読むと怒りが…あ、だめ。
絶版はやり過ぎだと思うけど、これを引用・参照・言及なしにというのは、やはり許容しがたいものが感じられますね。理性が溶けてるので、明日また比較を読んでみます。
もう寝ますが
[こちら]はもっと早い段階から気付かれていたような…。
許せるか、許せないか、どんどん迷ってしまっています。