河合隼雄氏死去の報

元文化庁長官の河合隼雄氏が脳梗塞で死去

 臨床心理学の第一人者で京都大名誉教授、元文化庁長官の河合隼雄(かわい・はやお)氏が19日午後2時27分、脳梗塞(こうそく)のため奈良県天理市の天理よろず相談所病院で死去した。昨年8月に倒れて入院、意識が戻らないままだった。79歳。兵庫県出身。自宅は奈良市西大寺新田町7の9。葬儀は密葬とし、後日お別れの会をする予定。


 1928年兵庫県篠山市生まれ。京大理学部卒業後、スイスに留学し、分析心理学を創始したユングの研究所でユング派分析家の資格を取得。従来の学問の枠にとらわれない幅広い視野に基づく研究や軽妙な話術で知られ、臨床心理学者として名声を博した。(後略)
(日刊スポーツ 7月19日17時14分)

 昨年8月17日に確か西大寺のご自宅で脳梗塞で倒れられたとのニュースは伺っておりましたが、突然の訃報です。あれこれ御著書も読ませていただいておりましたし、びっくりいたしました。


 かつて息子さんとはクラスメート(語学のクラスではありますが)としてご一緒させていただいた縁もあり、特に彼に向けてお悔やみ申し上げます。残念でした。