中国では疫病感染のfactは国家機密だそうです

 ヒロさん日記(7/27の記事)「SARSの嘘」:恐るべきメディア・コントロールの実態 をごらんください。ここから「日々是チナヲチ」などの中国情報ワッチブログへのリンクもあります。
 特に四川でおきている正体がよくわからない感染症中国当局曰「ブタ連鎖球菌」あるいはその変種)については、「チナヲチ」さんあたりで注目し続けたほうがよさそうです(何でもなかったら儲けものです)。


 現中国政府の情報管理は、AIDSのこと(過去日記参照こちらも)もそうですが、私の中でほんとうに信じられないものに映っています。何も起きなければよいのですが、SARSの二の舞はごめんですし、当今の世界では完全に対岸の火である感染症はないと考えるべきではないでしょうか?

中共広東省委員会は当日(=2月11日)と2月14日、17日に書面と口頭による通知というかたちで全省の各メディアにたびたび警告を与え、SARSに関するいかなる情報も独自報道してはならず、報道には当局が提供するプロパガンダ原稿を一律に用いるように命じた。それと同時に、当局はSARSに関する統計数字を国家機密とし、これを漏洩した者には一律に国家機密漏洩罪を適用するとした。

SARSの死者数・患者数も国家機密ですかい?


SARSは中国が開発中の生物兵器なのだろうか? この「兵器」のいかなる数字を漏洩しても、国家機密漏洩罪が適用され、ヘタをすると10年以上も牢屋にぶち込まれるかもしれないのだから、恐ろしい話だ。


 国家機密といえば、中国と同じ共産主義国家のソ連のジョークが思い起こされます。

 フルシチョフ首相を馬鹿だと言ってしまって、ある男が「国家反逆罪」で捕まり20年の刑期を宣告された。
 獄中でいるうちにフルシチョフは失脚、解任されたので、男は釈放されるものと期待した。
 しかしいつまで経っても釈放はない。
 フルシチョフが失脚した以上、それを「馬鹿」だと言っても反逆罪はないだろうと男は看守に訊ねた。
 看守は言った
 「お前の罪状は国家機密漏洩罪に変わっているんだ」