とられたらとりかえす

 良くも悪くも親善試合…堪能しました。冷や汗ものでしたが。勝って終われたということだけでなく、取り返す気持ちが切れなかったのは評価できます。そして少なくともゴール・シーンだけで9回もありましたから、ヴィジュアル的には大盛り上がりの試合でしたね。かなり久しぶりにテレ朝のサッカー中継を見ましたが、下手でした。


 それでも気持ちが点につながったのは、一つには親善試合という設定、もう一つにはホンジュラスの力量でしょう。気持ちだけで勝てるものではありません。しかしとられたらとりかえす気持ちが切れたら、テクニック云々の前にまず負けてしまいますから、そういう試合が一番悔しい…という意味で昨日の試合は評価できます。三回も二点差をつけられて心が折れなかったのは、ここ数年で培ってきた自信なのでしょう。


 やきもきした時間も長かったですが、こういうノーガードの打ち合いみたいな試合も好きです。観方が素人だからでしょうか(笑 ゴールが遠くてじりじりする試合よりわかりやすいです。もちろん親善試合ということがありますけどね。
 反省や総括はもうきっちりやってください。私はその任ではないので。プロならできるでしょう。ただ、やはりサイドに問題があるというか、「課題」と書いて「さんとす」と読む…そういう試合だったのは事実でしょう。
 はっきりホンジュラスがどこが良いというようにも見えなかったのに4点を取られたのは(もちろん弱いチームじゃないと思いましたが)、日本側の問題がいろいろあったはずです。


 でもトータルで見て(勝てたこともあって)満足でした。仙台の方々は応援のし甲斐があったでしょう、ほんとに。あの中継が他局だったら、私ももっと満足できたかもしれませんが、贅沢は言わず素直に喜んでおきます。
 よかったね、日本代表。