ある問題

　母音のカードの裏には必ず偶数がある

　という条件が成り立っているのを確認するためには、どのカードをめくってみればよいか？

　知ってる人も多いとは思うのですが…
（解答はコメント欄に）

　これは認知心理学者P.C.Wasonが作った問題で、ウェイソンの選択課題とか四枚カード問題といわれているものです。
　彼がイギリスの大学生を相手にこの問題を解かせたとき、その正答率は５％程度であったということが報告されていますが、易しいように見える問題でこれだけ正解者が少ないということは、いかに人が論理的な思考に躓き易いかということを示しているのでしょう。
　ネットでの論争がなかなか決着しないのにも納得というところでしょうか。

　ところでわかりましたか？