まなびストレート

 もう今日は酔ってしまいましたし、ちょっと雑談ぎみに。今、まなびの11話を録画で見返しました。若いっていいなあ、と思わせるように作ってますね。いろいろ思い出してしまいましたよ。うちはわりに厳しい家だったので高校時代の外泊など数える程でしたが、学祭の準備で学校に泊まった晩のことなどきれぎれにですが鮮明に思い出します。たとえフィクションでも、いえフィクションだからこそ伝えられる勘所を押さえているような感じです。ユーフォーテーブルドッコイダーから意識して見ていますが、ちょっとスマッシュヒットですね。
 実際の高校生はもっとあれやこれやどろどろもしているものですが、あえてまっすぐストレートな高校生像を(しかも未来という設定で)持ってきたのが新鮮でした。来週は最終回ですが、どう最後をまとめてくれるのか期待しています。


 学園祭復活記念ライブの舞台に立っていた下手のギターの娘は、あれはリアル長門さんでしょう(ハルヒの)。普通に長門さんタイプが高校にいるとしたら、ああいう無愛想ぽっちゃり眼鏡の娘ですね。無口で、本だけはいっぱい読んでて、それでギターがうまいとかいったような。


 フィクションの勘所の一つは、先を読ませつつ読ませない(裏切る)というところかと思います。この作品は結構そこらへんをうまくこなしてきたと感じます。あとは最後のフィニッシュをどううまく落とすかです。ドッコイダー並の驚きはなさそうですが、期待はできそうです。


 いろいろ週末はぐだぐだでしたが、まなびはそれなりに私を明るくしてくれました。あと一話です。お願いします。