魔羅はMāra

 サンスクリット語のMāraの音写で「魔羅」という言葉ができました。

 修行中の釈尊を誘惑しその成道を妨げようとした魔王の名。
(中略)
 なお、男根を〈まら〉というのは、〈魔羅〉が諸悪・諸煩悩の根元であることからの転義で、もと僧侶の隠語だったとされる。ただしこの語源説については、排泄を意味する和語〈まる〉よりの転訛とする異説もある。
(岩波『仏教辞典』)

 まあどうでもいいんですけど(笑)
 魔羅はmalaではないということだけ…
 無駄に知っていると自由な発想が制限されるかもしれないということでもあります。