二度消されたトーチ?

 French farce as Olympic flame extinguished twice by officials 'just because of some boos'
(Daily Mail紙「フランス流の茶番劇 オリンピックの火は二度関係者によって「ちょっとした抗議」にあって消された)

The Olympic torch was extinguished twice by officials today amid noisy demonstrations in Paris today.
オリンピックの炬火が今日パリでの騒々しいデモの真っ最中に関係者によって消された。


The move came after it was decided to put the flame on a bus when police were confronted by thousands of protesters.
この行動は警察が何千もの抗議者に直面し炬火をバスに乗せようとした時に行なわれたものである。


It was not immediately clear whether the torch was extinguished by accident.
現時点ではトーチが偶然消されてしまったものであるかどうか明らかではない。
(後略)

 想像を絶するものものしい警護のようでした。
 あれは非常に皮肉めいた「護衛」だったと思えたのですが…。


 いちいちその場を走るトーチが消えた(消された)ことに大騒ぎすることはないかもしれません。スペアの火があるということになっていますから。
 でもそれ以前に、こうしたリレーになってしまったということで、オリンピックの火は象徴的には今回は消されてしまっているのだということが言えるのかもしれません。


 このケースでは、抗議のために火を消そうとしたのも愚行。また、しらじらしくオリンピック精神を言い「平和の火」だと言ってのけ通常のようにトーチリレーをしようとした側も愚行。結局はそういうことなのでしょう。