コンテナの家

 貨物コンテナが「夢のマイホーム」に(CNN)

ニューメキシコ州コラレス(AP) メキシコ北部の米国境沿いの街シウダーフアレスで、貧困層の住民に「夢のマイホーム」を提供するプロジェクトに、米青年実業家らが取り組んでいる。貨物用コンテナを改造した試作住宅がこのほど完成し、来年には本格的な生産が始まる見通しだ。


ニューメキシコ州アルバカーキ出身のブライアン・マッカーシー氏(30)が提案しているのは、コンテナに窓やドアを付け、キッチン、バスルーム、ベッドなどの設備を整えた住宅。長さ12・2メートル、幅2・4メートル、高さ2・6メートルのコンテナが、広さ約30平方メートルのマイホームに生まれ変わる。電気、水道のほか、エアコンや換気装置などの接続に対応し、外壁には太陽熱を反射する白い塗料が使われている。(後略)
(CNN.co.jp 2008.09.28)

 むしろかっこいいです。
 コンテナハウスを建てる土地の問題はどうするんだろうという気もちょっとしますが、「1棟当たりの価格は85万円程度に抑える」ことができるとすれば、かなり良い実現性のあるアイディアでしょう。土地は政府が貸すという形でもできそうですし。


 実はこういうコンパクトな住まいって、小さいときに大きな椅子に毛布を掛けて妹とお菓子を持って籠もって「キャンプ」とかいって遊んでいた頃からどこか憧れるところがあるんです。貧しくて仕方がないとかじゃなくて、ここの写真は素敵じゃないですか。まあモデルハウスの通例で、生活臭のない素敵さですが…。