世界の一部はすでに…
例の日本代表Tシャツ、
世界を
驚かす
覚悟がある
ですが、多少あれでもその意気や良しと私は買っています。
勝負事ですから、頑張って欲しいもの。
ただし、下に続く英字の方にはちょっと首をかしげるところが…
EVERY TEAM NEEDS DETERMINATION
はともかく、
IMPOSSIBLE IS NOTHING
の方は、おやっと思ってしまいます。
もしかしたらこれも演出。敢えて、わざとそうしているのかもしれないとも思わないでもないですが、
NOTHING IS IMPOSSIBLE
の方が普通でしょうね。当たり前の英語表現の発想。
これを「不可能は無い」のベタな直訳で
IMPOSSIBLE IS NOTHING
ということにしたのは、ユニークさを求めたということなのかあるいはただの間違いなのか。
すでにこれを目にした一部の世界は驚いてしまっているかも、と思えて…。
Impossible n'est pas francais.
ナポレオンのこの言葉も「不可能はフランス語ではない」ではなく
我が辞書に不可能という言葉はない
なんて訳してしまうぐらいですから、「不可能―ない」という組み合わせが凄く好きなんだと思います、日本語的に。
nothingが補語になっているのを見ると、やっぱり「無価値」とか「無意味」とかいうあたりに思えて、
「不可能は無意味」
みたいに読んでしまうんですよ。全然意味が通じないわけでもないですが、「不可能はない!」という意志を伝える目的にはどうかなあなんて感じてしまって。何か奥歯にものが挟まった気がする今日この頃です。
(はっきり英字まで読めたのはウズベキスタン戦以後でしたので、いまさら気になるのでした)