無念

ダーウィンの悪夢〜アフリカの苦悩〜」5日(BS1
 見逃してしまったんです…orz


 昨日は7時から町内会の班長会(引継ぎ)がありました。9時ごろ帰ってきて、わんこがちょっと下痢をしていたので洗ったり乾かしたり。でも十分時間的には間に合っていたのですが、すっかり頭から抜けていました。
(何してたのか…お酒飲んで本を読んでました)


 ということで、今日帰ってきてから気付きました。hazama-hazamaさんにはせっかく教えていただいてたのに、ごめんなさい。


 せめて誰かの感想はないかと探しました。


 E-chikoさん@Pleasure :スプーン1匙ぶんの Dawin's Nightmareに批評が…
 ああ、でも観てないから私には何とも言えません。でもE-chikoさんありがとうございます。

追記

 dcsyさん@もぐらの国「■[映画][ニュース記事]『ダーウィンの悪夢』」でも、ル・モンド紙の記事を引いて批評が…。

さらに追記

 id:manpukuyaさんにトラックバックで教えていただきました。
 ダーウィンの悪夢」を3月11日(土)の12:10〜14:00に再放送とのこと。
 情報ありがとうございます。今から録画をセットしておきます。

ご当地ナンバー

 ご当地ナンバー、17地域は10月から

 国土交通省と関係地方自治体は1日、自動車のナンバープレートに地域名を表示する「ご当地ナンバー」の導入時期について合意した。15府県18地域のうち、「仙台」(仙台市)、「会津」(福島県会津若松市など)など17地域は今年10月10日から導入。「つくば」(茨城県古河市など)は、新たな県税システム導入に合わせるため、2007年2月13日から実施する。
時事通信) - 3月1日17時1分更新

 そうなんですか…と言いたいところですが。
 茨城県古河(こが)市
 なぜ古河市が「つくば」ナンバー?
 現在茨城県のナンバーは「水戸」と「土浦」で、つくば市土浦市に隣接していますから、ここに新たなナンバーを持ってきづらいというのはわかるのですが…


 ちなみに廃藩置県総覧では、現在の茨城県域で

 水戸県 旧常陸水戸藩領 茨城県水戸市
 土浦県 旧常陸土浦藩領 茨城県土浦市


 他に
 宍戸県 旧常陸宍戸藩領 茨城県西茨城郡友部町
 笠間県 旧常陸笠間藩領 茨城県笠間市
 下館県 旧常陸下館藩領 茨城県下館市
 下妻県 旧常陸下妻藩領 茨城県下妻市
 松岡県 旧常陸松岡藩領 茨城県高萩市
 若森県 旧常陸若森藩領 茨城県筑波郡大穂町(現つくば市内)
 竜崎県 旧常陸竜崎藩領 茨城県竜ヶ崎市
 松川県 旧常陸松川藩領 茨城県東茨城郡茨城町
 石岡県 旧常陸石岡藩領 茨城県石岡市
 志筑県 旧常陸志筑藩領 茨城県新治郡千代田村
 牛久県 旧常陸牛久藩領 茨城県牛久市
 麻生県 旧常陸麻生藩領 茨城県行方郡麻生町

 などという県が、ごく初期には作られていました。確かその後県北の茨城県と県南の新治県に統合され(後者は土浦が県庁所在地)、さらに全体で茨城県となったと聞いております。

未確認情報ですが

 10月からのご当地ナンバーの17地区というのは、仙台、会津つくば那須、高崎、川越、成田、柏、伊豆、諏訪、金沢、豊田、岡崎、一宮、鈴鹿、堺、倉敷、下関…という情報があります。

内部あるいは壺中の天

 内部は境界がそれに属せざる領域なるが故に密蔽されているという。且つ、内部は境界がそれに属せざる領域なるが故に開かれているという。つまりは、密蔽され且つ開かれてさえいれば、内部といえるのだから、内部にあっては、任意の点を中心とすることができる。


 人間はいかなる点も中心として立つことができるが、必ずそこに矛盾として実存する。ついでに言っておくが、境界もまた矛盾として全体概念を形づくるものであるから、全体概念をなすためには、必ず矛盾が孕まれねばならない。
 (森敦『意味の変容』筑摩書房1984

 一種奇書とも言っていいかもしれませんが、若いときの私に強く影響を与えたと思える『意味の変容』を、それこそ久しぶりに(軽く10年以上)開いてみました。未だに圧倒される思いがします。

 もう会えぬと思っていたが、よくきてくれたね。
「そう言えばそうだな。ぼくもやっぱりそんな気がするんだ。戦争はすでに起こっている。みな別れたら、もう会えぬような気になってるんじゃないかな」
 そうだな。
「しかし、大きな工場だね。こんなに大きいとは思わなかったよ。もうこれで終わりかと思ってると、また建物があり、その各階に無数の工員がいる…」
 大きいというわけじゃないが、ここは謂わば壺中の天だからね。
「壺中の天? 成程なァ。まさに世界だ」
 世界? おなじことだが、ぼくらは全体概念を形づくっていると呼んでいるんだよ。
 そうだ。


 任意の一点を中心とし、任意の半径を以て円周を描く。そうすると、円周を境界として、全体概念は二つの領域に分かたれる。境界はこの二つの領域のいずれかに属さねばならぬ。このとき、境界がそれに属せざるところの領域を内部といい、境界がそれに属するところの領域を外部という。


 内部+境界+外部で、全体概念をなすことは言うまでもない。しかし、内部は境界がそれに属せざる領域だから、無辺際の領域として、これも全体概念をなす。したがって、内部+境界+外部がなすところの全体概念を、おなじ全体概念をなすところの内部に、実現することができる。つまり壺中の天でも、まさに天だということさ。