爆発物の作り方

 思うことがなかなかまとまらないので、一つ思い出したことを書いておきます。
 カリー@カレーとご飯の神隠しさんの記事経由で知ったのですが、6/14日の官房長官記者発表

 また、昨日の政府与党連絡会議での与党側からの発言に関係して、先ず一つはインターネットを利用して、どうもこの度の爆弾事件があったと、つまりインターネットサイトで爆弾の作り方を学んで爆弾を作ったのではないかということが、今捜査中でございますけれども、その問題とか、或いは、過去にも自殺の仲間を誘って集団自殺をするとか、その他インターネットを通じての麻薬の販売、その他知的財産を侵すもの、偽物等の販売とかいろいろな問題が今起こっております。したがって…(後略)

 という筋で情報規制について考えていくと述べられているのですが、カリー氏もおっしゃるように「爆弾の作り方」などインターネットを通じなくても知ろうと思えば調べられるのです。この前段に述べられているような漠としたことがどれだけインターネットのnatureに基づくものか、どうにもいい加減な認識しかお持ちでないような印象を受けます。こういうもので規制の話がでてはたまりません。ということで私はネガティブです。


 さて思い出したのは爆発物の作り方ですが、『腹腹時計』などを入手するまでもなく、公刊されている雑誌で私も「火炎瓶の作り方」と「カーバイト爆弾の作り方」を見たことがあります。(というより探せば我が家にまだあるはず)
 その雑誌とは『別冊ジュリスト』です(敢えて巻号や特集の名前は伏せます)。いわゆる過激派関係の公判の記録に、事細かに爆発物の作り方などが説明されておりました。


 『ジュリスト』の発行や流通に、今こそ何らかの規制が必要なのではないでしょうか?(管氏風)