まあ何とか…

 今日も半日を費やして、やっとほぼ完成にこぎつけた提出書類の締め切りが月曜に延期となりました。喜んでいいものやらがっくり来たものか、どちらとも判断がつかないまま疲れて帰宅です。内部の締め切りとはいえ、ぎりぎりまで手を付けずに先送りにしてきた私がアホということですが、こんなのが締め切り数日前にできているようなら私の人生は大きく変わったものになっていたでしょう…。まあ開き直りですね(笑)


 さて私は日記の方でもほったらかしのお題があるわけですが、とりあえず棚上げにします。させてください。誰が何と言っても今は書けません。ということで、ちょっと気になっていた事件などに少し触れたいと思います。


 一つ目
 私は落語が好きな方ですが「笑点」はずっと見ておりませんでした。それでも

三遊亭円楽さん:脳こうそくの疑いで入院
 人気長寿番組「笑点」(日本テレビ系)の司会を務める落語家の三遊亭円楽さん(72)が脳こうそくの疑いで入院していることが14日わかった。円楽さんが復帰するまで「笑点」の司会はレギュラーの桂歌丸さんらが務める。
 (毎日新聞 2005年10月14日 東京夕刊)

 というニュースは気になりましたし、その前の林家こん平師匠が「多発性硬化症」だったという情報にも驚いておりました。多発性硬化症と言えば代表的な神経難病の一つで、脳や脊髄、視神経などの中枢神経の諸処に病巣ができて、排尿障害、視力・感覚障害、そして四肢の脱力などが繰り返し出現するものです。難病指定されているということは、原因不明で治療方法も未確立、また後遺症を残す恐れが少なくないということですから、今後の回復が心配です。個人差があって一律には言えませんが…。
 同じ神経難病と言えば「ルー・ゲーリック病」と言われた筋萎縮性側索硬化症や、萬屋錦之助さんが罹った重症筋無力症などがありますね。名のあるような方がかかった時だけ気にしてしまうようなところもありますが、せめてこういう時でも意識して、患者さんやご家族のご苦労に思いをいたしましょう。


 こん平師匠の復帰をお祈りします。そして円楽師匠の脳梗塞も、軽症でご回復になりますように。というか、実は最も驚いたのは円楽さんより歌丸師匠が3歳若かったということなんですが…。
 歌丸さんは凄く気の利いたコメントをなさってらっしゃいました。

 円楽師匠、72歳と言えば人生の折り返し点ですから。これからまた72年生きなきゃいけないんですからがんばってください…

 ちょっとじーんとしました。(疲れてるのかもしれない…)


 二つ目
 休日は動物のエサ抜きも…大阪府内の小中学校

 学校で飼育される動物に対する休日の取り扱いについて、大阪府教委が所管する42市町村教委にアンケートしたところ、半数を超える市町村で、休日にエサを与えていない学校があることが11日わかった。


 「休みの前日に多めにエサをやる」学校が目立つが、動物にエサを分けて食べる習性はあるはずもない。学校での動物飼育は、〈心の教育〉の一環。学校での事件が相次いだことを受け、「心の再生」を府民運動に広げる構えの府は、教育現場で浮かび上がったずさんな命の取り扱いに困惑している。


 アンケートは8月下旬、大阪市を除く42市町村に呼びかけた。その結果、約9割にあたる小学校658と中学校8でウサギやニワトリなどを飼育。土、日、祝日の飼育状況は、21市町村が「休日の前にエサや水を多めにやる」「前日に対応する」と回答し、2市町は「特になし」「原則なし」で、こうした市町村では、多くの学校が動物を休日に放置していることがわかった。(中略)


 府教委の辻村隆史・小中学校課長は「教職員に休日出勤をお願いするのは難しく、学校ごとに地域や保護者との連携を深めて対応してもらうしかない。そのためにも、教諭向けの研修を増やしたい」としている。
(読売新聞) - 10月11日15時5分更新

 また大阪か…とは申しません。大阪に限らないという悪い予感もあります。もちろん多くの学校では休日のケアをしていることでしょうが、一部にしろニュースで出てくるということは、その背後にかなりの数の似たようなケースがあるのではないかと予想させます。


 何かの世話をするということが、自分の自由を分け与えるということだと知ることも、動物を飼うことの重要な教育効果だと思います。教員も、子供も、そしてその父兄も、休日に面倒を見切れないとなるのなら飼育をすぐやめてください。これでは逆効果にしかならないでしょう。
 日に日に衰えが目立つ動物を飼う身としては、無性に腹が立ってしかたありません。


 三つ目
 ニューオリンズでの排水が(予想よりかなり早く)ほとんど完了したといういいニュースもありましたが、やはりパキスタン地震の経過が気になります。先のインド洋大津波の時にも、同僚がスリランカの友人を持っていましたので(その方中心で)せめてもの醵金を職場で募りました。今回も呼びかけて見るつもりでおります。
 未だに被害の全ぼう把握できずとのこと。初動が大事なのはもちろんですが、これから寒い季節が到来することでもありますし、道路状況が最悪で物資の輸送が困難ということで食糧難とのこと。災害の後に多くの被害者を出すことになっては…。多くの国々からの援助が無事集まって、何とかこれ以上の被害が抑えられるよう願います。