単なる思いつき
あんとに庵さんの今日の記事「エチゼンクラゲ」を読んで…
このエチゼンクラゲ、先だっての海上保安庁の集まりに江ノ島水族館の館長さんがいらしていた。 水族館ではこのエチゼンクラゲを飼育しようと試みてはいるものの失敗に終わってしまうそうだ。 大量にいて迷惑かけまくりのこの巨大クラゲは実はデリケートな存在であったのだ。館長さんの話 ではこれらのクラゲは水質が汚れたときに大量に発生し、その水を浄化し続けながら漂い、一生を 終えるのだそうで悪者にするにはあまりにもけなげな存在でもあるのだそうだ。海の浄化に欠かせ ない大切な存在だということである。さしずめウイルスに対し抵抗を示すキラー細胞みたいなもん だろう。 つまりこれらの大量発生はそれだけ発生元といわれる中国沿岸部の水質汚染が異常であるという ことの証でもある。
ふと思いついたのはこれ
あ:出てきちゃだめ!
男:やはりエチゼンクラゲにとり憑かれていたか… 渡しなさい、あんとにあん。
あ:いや! 何も悪いことしてない!
男:エチゼンクラゲとヒトとは同じ世界には住めないのだよ…
あ:ああっ。 お願い!殺さないで! お願い…(泣)
少年:エチゼンクラゲの生れたわけか… 君は不思議なことを考える人だな。
少女:エチゼンクラゲは、中国の人々が汚したこの世界をきれいにするために生れてきたのよ。海の毒を身体に取り込んで、きれいにしてから死んでいくんだわ。
少年:だとしたら、ここの漁師はおまんまの食い上げだ。何千年かかるかわからないのに、エチゼンクラゲに漁場を占拠され続けるのはできないよ。せめてエチゼンクラゲを、これ以上拡げない方法が必要なんだ…
少女:あなたも政府と同じように言うのね…
少年:違う! ぼくらはエチゼンクラゲを戦争に使う気なんかない。明日みんなに会えばわかるよ。
少女:もう…寝ましょ…