性同一障害を考えている方々の「大峰山入山」についての声

 annojoさん@AnnoJobLogの11月3日、4日あたりのコメント欄での白熱したやりとりは興味深かったです。ちょっと煽りに来たような方もちらほら見受けられますが、まさに今回の行動を起こした方々に近い人たちの生の声(賛否両論あり)が伺えて、そこらへんが一枚岩みたいでないのにちょっと安心です。


 ※少なくとも誤解を与えそうな「登山をはかった人たちのほうがカルトでは?」という上の方の発言は取り消しておきましょう。彼らと賛同する方々の中にも、お話ができそうな方もおられると思い直しましたので。


 それはそれとして、こちらのannojoさんが9月28日の日記で紹介されている「女人禁制シンポ」なるものの記事を読みまして、やはり山上ケ岳は象徴的に槍玉に挙げられているなあと思った次第です。

[ニュース]性同一性障害の視点も-9日の女人禁制シンポ


   世界遺産紀伊山地の霊場と参詣道」に登録された天川村洞川の山上ケ岳(通称大峰山)を題材に9日、奈良市で開かれるシンポジウム「女人禁制のゆくえ」(大峰山女人禁制の開放を求める会主催)で、トランスジェンダーの立場から森村さやかさん(前大阪府堺市男女共同参画市民懇話会座長)がパネラーを務めることになった。性同一性障害者の人権にも関連する提言は話題を集めそうだ。


 シンポジウムは10月9日午後1時半から、奈良市鍋屋町の共済会館「やまと」である。参加費は500円。問い合わせは主催者の松村さん、電話090(3659)****。
 (2005.9.28 奈良新聞)