ナイルパーチ

 ダーウィンの悪夢(Wikiの紹介)

 アフリカ最大の湖、ビクトリア湖。1960年代に実験的に放された淡水魚ナイルパーチは200を超える在来種を食べ尽くし湖の主となった。舞台はタンザニア。激変する生態系と共に出現した一大魚産業。片寄った繁栄を支えることでかろうじて成り立つ住民たちの生活は悲惨を極める。蔓延するエイズ、女性たちは娼婦となり、ストリートチルドレンは夜を彷徨う。主にヨーロッパや日本に輸出される白身魚を運んだロシア製おんぼろ飛行機が、往路に運んでくるのはアフリカ内戦向けの武器なのか。人工的食物連鎖が生んだ地獄のような現実にカメラが向き合う。

 この映画について、うかつにも全く知りませんでした。かつてナイルパーチを(白スズキと称される魚として)食べたことなど日記に書いておりましたが、こういう問題の視点があったならば採り上げ方にも一考すべきだったかもしれません。


 実際にはもう少し情報を得ない限りいろいろ言えないとは思いますし、機会があればこの『ダーウィンの悪夢』という映画も見てみたいと考えますが…

追記

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