昨日の続き

 トラックバックをいただきましたので、ちょっと昨日の日記などに絡めて…


 政治的とかいろいろ立場の違いはあれ、いずこも同じ秋の夕暮れ。他者の「代弁」で熱くなられる方は少なからずおられます。問題によっては私ももちろん例外ではありません。nucさんとやり取りがあった「大峰山の女人禁制」に関わる昨年のケースでは、私が大峰山の側の立場をいつか熱く代弁していました。


 局面局面によってもちろん自分が正しいと思った立場に肩入れをして語ることは決して間違いではないと思います。ただ、いつの間にかその渦中にいる(と自分が考えている)うちに、その反対の立場というものは見えなくなるなあと…これは実感でした。自分の側の正当性、あるいは多くの人がそう思うであろうというその思い込みから私ももちろん自由ではありません。
 たまたまこの時は途中でまったく他のことに気がいったり、あとnucさんも待ってくださったりして、自分が熱くなっていたことに気付けたのでした。そして、そこらへんで相手の方が何をどう考えているかを少し辿ってみる余裕ができたのはラッキーだったかなと、今はそう思います。
 どれだけ自分がいろいろ知ってるとしてももともとそこには限界がありますし、絶対の立場に立って進むのはさすがにまずいと…。聞く耳を持たなくなるのでは、いろいろもったいないかもしれないですから。(こういったことに関しては偉そうなことは言えないということでした。こういう風に殊勝なことを言っていても、悟りきったように動けないのも常ですけど 笑)


 あと昨日はmadrigallさんにコメントもいただいたのですが、昨日の記事は前後で二つの主題を書いてしまっていました。いただいたコメントは前の方に関してです。これはそれぞれの方が個々のお考えを持つところかもしれません。かなり私の憶測のようなところを書いていますが、いただいたコメントには私は共感いたします。
 ただ、それこそその弱さもわかるような気もしておりますので…難しいです。


 この頃ちょっと調子がでないなあと、そんな感じです。書くことはまだまだあるんですけど。