歳かさブロガーの断定口調

 人間ある程度歳を重ねると断定口調になるものです(←こういうの)。で、よく「人間は〜」とか「人は〜」とかいう言い方をします。非常にもっともらしい言い方で何か自信に満ちた感じではありますが、いやそうじゃないんだと反論されても「そうですか」とか「そういうこともあるよね」なんて感じでむきになりません。


 これは絶対的な年齢というよりも、相対的な歳かさ感がその人に与える余裕からくるもので、言ってみれば上からみている態度なのですが、何よりその断定自体を本人がそれほど確実なものと見ていませんし「自分を賭けて」いませんから、真正面から反論するだけ無駄です。


 「人間は〜」とか言ってるなら全部の人間見てるのか?というだけ野暮。大体は自分の心でシミュレートしたものぐらいです。そしてそれが「こんなものかな」ぐらいにシミュレートする程度の材料は、生きてきた年数が集めてくれています。もちろん偏ったものではありますが、偏ったサンプルでも一応の人を頷かせるぐらいの結論はでるものです。


 なんだコイツ、ともしあなたが思ったとしても、それは未来のあなたの姿かもしれません。お年よりは大事に労わりましょう。


(※ ということを思いついてなるだけ断定口調で書いてみましたが、実はこれちょっと苦手です。私の書く文は、いつも「〜思います」とか「〜考えます」とかばかり多くてもっともらしくならないような気がします(←こういう感じ)。まあ人それぞれということでしょうか)