続報

 いくつか気になっていたニュースの続報が耳に入ってきました。


「ダ・ヴィンチ・コード」の盗作説退ける、英法廷

ロンドン──世界的ベストセラー「ダ・ヴィンチ・コード」の出版社を相手取り、作品の内容は盗作だとして、別の作品の執筆者2人が著作権をめぐって訴えた裁判で、英高等法院は7日、原告の主張を退ける判決を下した。2人に対し、出版社に裁判費用の85%分を支払うよう命じた。これまでの裁判費用は、100万ポンド(約2億600万円)を超えるとみられる。 (以下略)
(2006.04.08 CNN/REUTERS/AP)


アフガンキリスト改宗者、イタリアへ

【ローマ(AP通信)】米紙クリスチャンポストによると、イスラム教からキリスト教に改宗し、アフガニスタンで死刑判決に直面した男性が、アフガニスタンの法律家らによる強い反発を受けながらも、無事29日にイタリアの保護施設に受け入れられた。

 アブドル・ラーマン氏は、カブール郊外の厳重警備の保たれた刑務所から解放されて数日後、ローマに到着した。

 今回の裁判は欧米諸国から非難を浴び、米国その他の政府からアフガニスタン政府に対し、告訴されている41歳のラーマン氏の身の安全を保証するようにと強く要求されていた。

 またローマ教皇ベネディクト16世もアフガン大統領ハミド・カルザイ氏にラーマン氏の身の安全を要求していた。アフガニスタンイスラム教聖職者らが、改宗は背教であるとして彼の生命を脅かすようになった後、国連もラーマン氏の解放後の逃避国を探していた。

 ラーマン氏は現在イタリア内務省の保護下にあり、シルビオベルルスコーニ伊首相は29日夕方、「ラーマン氏は既にイタリアにいます。彼は昨夜イタリアに到着しました」と伝えた。(以下略)
クリスチャントゥデイ 2006年03月30日 15時05分)