今朝方の夢

 (いろいろあって)私を含む友人・知人・親戚はミニバンにぎゅうぎゅう詰めで街を走る。着いたのは、赤茶けた建物の前のロータリー。ここは何と問う間もなく、ほらあれだと指されたのは妙に端っこにある階段をのぼったところの入り口で、横に大書された「スパ・リゾート」の看板。田舎の温泉。
 何で温泉施設がこんな地味な建物なのか、そして誰の姿も見えずあんな端っこに入り口があるのかと問うたか問わないかのうちに、建物のあちこちの出口らしいところからぞろぞろ人々が出てくる。出てくる人たちはあるいはスーツ姿、あるいは高校の制服とそれぞれの出口の集団は皆お仲間らしい様子。
 階段から建物に入り、更衣室を目指しながら歩く私に一人がつぶやく
「そう、ここは廃熱利用で安く入れるんだ」と。
 それは火葬場の上につくられたスパ・リゾートだったのです。


 いろいろな含みがある夢だと思いますが、私が第一感で心に浮かべたのは昨日のガーナ戦の敗戦だったのでした。