適当に…

 緑ヱビスヱビス〈ザ・ホップ〉)飲んでみてます。私の好みには「軽すぎ」る感じで、ホップの香りが…というのも「たよりない」。これならまだキリンのハートランドのが上です。これだけ軽いと、それこそ缶から直飲みさせようと考えているんでしょうかね。
 私はそんなにビール飲みではないのですが、かつて一番好きだったのはサッポロのエーデル・ピルスでした。あの苦味がもうたまりません。でもこれ今は小売をやめていて、飲める店も限られ、現在居住の県ではその店すらないのです。ちょっと方向性は違うのですが、今は似たような瓶のハートランドビールを代替品として飲んだりもしています。
 

 お酒飲みといえば、ちょっとびっくりしたのがあの『のだめカンタービレ』の二ノ宮知子さん。あの人の『平成よっぱらい研究所―完全版』祥伝社コミック文庫をたまたま購入して読んでみたら、何かとんでもない酔っ払いでした。お酒に呑まれるを辞さず、といえば聞えもいいですが、この方が26歳の1996年当時のこの飲み方をその後も続けていたならもう死んでるはずです。(誇張を交えた?)ドキュメンタリーの酔っ払いマンガ(連作短編)で、これが半分でも本当なら(おそらく本当でしょう)マンガののだめの方が人間として真っ当です。これはひどい。だから笑ってしまう…

報告2:飲酒女王 より


研究員もりへー:所長ォ〜 A書店のTさんから電話だよ〜
(電話:原稿できましたか―?)
二ノ宮:できません(プチン)
もりへー:あ〜ヒドイ
二ノ宮:さ〜て飲みにいくか〜
もりへー:所長 朝からず〜〜〜〜っとビール飲んでんじゃないですかぁ 13本
二ノ宮:これはウーロン茶よ ビールという名のウーロン茶なのよ
もりへー:仕事はどーするんですか まだぜんぜんまっ白で
    (パアン! <平手打ち)
二ノ宮:わたしたちはよっぱらい研究員なのよ
もりへー:ゲホッ
二ノ宮:日々酒に親しみ よっぱらいのなんたるかを知る
    それがわたしたちの使命なのよもりへー  カマン
もりへー:イエッサー―!


二ノ宮:ったく やってられっか仕事なんかよ(ほげほげ)できない時はできないんだよ
もりへー:(ほげ)しょースよね〜〜〜 人間でしゅからね〜〜〜
    ところで所長 人はなぜお酒を飲むのでしょうか
二ノ宮:楽しいから でしょ
もりへー:…それだけですか?
二ノ宮:(ゴキュ)それだけでしょ(ゴキュ)
もりへー:でも でもぉ
    (指差して)あの人はぜんぜん楽しそうじゃないですよ 目が涙でうるんだりしてますよ
二ノ宮:悲しいから飲む
    血中アルコール濃度を増加させて思考能力を除去し悲しいことを忘れる(キャッホー)
    そして彼は道ばたでチンチンを出してあばれて楽しい気分になるのよ(あははは さいこう)
もりへー:(おお)バカになるんですね
二ノ宮:そう バカは楽しい!
    (ちなみに私たちはチチを出してあばれたことがある。 バカだった……)
(後略)

 なかなか文字でお伝えできないですが、やっぱりあの二ノ宮さんの作品になっているところが凄い。

何となく

 先日(4/9)の日記にまたトラックバックをいただきました。ululunさん、kagamiさん、ymd-yさん、そしてfujixeさんと四件です。たぶん一つの記事にこれだけTBいただいたのは初めてのはずです。
 それこそよほど皆さんに何かを考えさせる素材だったのだなあと。
 新しいご意見を聞くたび、私も振り返って考えされられております…が、今は半ば「思考能力を除去」しつつあるのです。


 さっきantonianさんが3/29のコメントで残してくださったジョージア・オキーフのミニ特集みたいなのを「迷宮美術館」の中で放映していたのを見たんです。凄い。こういうのを知らずにいたんですね、私は。相当知らずに損しているものも多いのでしょう。知らないことを知りたくてたまりません。(←ちょっと酔っ払い)

Aujourd'hui, je suis ce que je suis
Nous sommes qui nous sommes
Et tout ca, c'est la somme
Du pollen dont on s'est nourri


 Le Pollen (a Jean Cormier)


今日 僕は僕
僕たちは僕たち
すべては
僕たちを培(つちか)ってきた花粉

 Pierre Barouh −Le Pollen(花粉)−, 1982 より
(作詞 Pierre Barouh  作曲・編曲 高橋幸宏