これは…

 【写真】「加害者も犠牲者も極楽往生」
 韓国、中央日報の日本語版の(写真)記事です。

 米バージニア工科大銃乱射事件の犠牲者のための33の灯りがソウル曹渓寺(チョゲサ)の大雄殿前にかけられた。灯りは死者の極楽往生を祈るもの。犠牲者らの名前と犯人チョ・スンヒ容疑者の名前も見える。

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 「私たちが先にスンヒに手を差し伸べていれば」

−−チョ・スンヒに手紙を書いた理由は。


2日前にもここへ来たが、特にスンヒの追慕石だけさびしそうだった。「スンヒも加害者と同時に犠牲者」という気がした。彼にも私たちのような魂がある。母にも相談したが同意してくれた。それで昨日、手紙を書いてここに置いた。今日来てみたら手紙や花がたくさん置かれていてうれしかった」


−−犯人の銃で死んだ人々と犯人をまったく同じように追慕することはいきすぎだという批判はないか。


「泥沼にはまって『助けてくれ』と叫んでも誰も来てくれず、何日、数カ月、何年を閉ざされて過ごしたと仮定してみてほしい。スンヒがそんな状況だったろう。彼を咎める前に私たちが彼に救いの手を差し伸べなかったことを悔やまなければならない」


−−犯人を許そうというのか。


「許しというものは生きている者にだけ与えられる特権だ。今、誰より苦しい人々はスンヒの家族だろう。彼らに会ったらしっかり抱いて、できる限りの助けになりたい。アメリカが彼らをかばってやらなければならない」