33個目の石関連
おもしろコミュニティ縁countさんより「米国大学乱射事件の遺族の心を逆なで!朝鮮日報の捏造記事」という記事。
朝鮮日報の「バージニアで見た『ゆるしの心』」というコラムで、VTの追悼式ではチョ・スンヒの魂も含めた33回の鐘が鳴らされ、33個の風船が放たれたと伝えていたのですが、それは事実と異なるのではないか?というものです。ソーシャル・ブックマークから見つけました。
このコラムは読んでいましたが、引用はしていませんでした。さて…。
実際のところ、鐘が32回鳴らされていたか33回だったかというのは大きな問題とは私には思えません。何度か関連記事を引いたのですが、実際にアメリカにはチョ・スンヒを許そうという方も、許せないという方もおられるのです。許す、というよりごめんねという感じの彼に宛てた手紙も紹介しましたし、逆に彼の追悼石を持っていってちょっと挑発ぎみの手紙を置いた人がいることも紹介しました。(⇒「33個目の石(その後)」)
VTのスナップショットのところには確かに「32 bell tolls were sounded in memory of each victim」と書いてありますが、Boston.com Newsの記事などにはThe bell at Old South Church to toll 33 timesというものもあります。
Friday, April 20, 2007
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The bell will toll 33 times -- once for the shooter and each of his 32 victims.
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At the Old South Church, Elias Perez, the senior sexton, and the Rev. Nancy S. Taylor will climb the tower together. Two floors below the 112-year-old bell, they will tug a rope 33 times.
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これは追悼式の始まる前の記事ですが、33回鳴らすという予定がはっきりあったことが伺えます。実際にその場で何回鳴らされたのか。そこに象徴的な意味を取る方もおられるでしょうが、私には「許そう」とする人と「許せない」とする人の両方がいた、という事実以上のものはあまり重要には思えませんし、このコラムを捏造とまでいうのはどうかなと…