注目を欲する
ちっちゃい子は、ほんとに「あたしを見て」「かまって」ってストレートに願ってきますね。短い間でしたができるだけ期待に沿おうとして、それでかなり疲れました。
でも何か実感したのは、注意を向けてもらって、反応して、一緒に遊んだり話したりするということを子どもは本当に必要としているんだということです。それはむしろ利己的とか自分中心とかいう感じが薄く、喉が渇いた人が水を求めるように真剣なものに思えました。
成長するために「注目してもらうこと」を必要としているこのぐらいの年齢で、ネグレクトとか虐待とかそういうものがあったなら、それはもうどれだけ酷い影響を残すでしょう。
全身全霊で「かまって」と迫る相手に本気で対するのは芯から疲れると思います。世の親や保育関係の人たちで良心的な方々の苦労が垣間見えたという気になりました。