アフガン拉致、交渉リミット再延長

 また一日デッドラインが伸びました。だんだん日本のメディアでも取り上げるところが多くなった気がします。昨晩のNEWS ZEROで、拉致された23人の中に看護師が含まれていたという報がありました。何人がナースなのか、確かな情報なのかまだわかりませんが、医療ボランティアを名乗るのに医療関係者がいないんじゃないかと書いた以前の記述はペンディング。はっきりしたら修正します。
【韓国】アフガン人質、渡航自粛の強行入国に批判

人質となったのは、医療や教育支援のために渡航した城南市盆唐(京畿道)のキリスト教関係者。韓国の全国紙などによると、インターネットを中心に宗教団体の無責任な宣教活動に対する批判が相次いでいる。
ネット上では、誘拐されたうち3人が13日の出国前に仁川国際空港内の「アフガニスタン旅行自粛要請」の案内文の前で撮った記念写真が波紋を呼んでいる。あるネチズン(インターネット市民)は、「危険なことを知りながら渡った人はもちろん、彼らを見送った人も問題」と批判した。
(NNA 7月23日19時)

アフガン拉致:「危険地域での教会活動自粛」訴える声相次ぐ

 韓国キリスト教教会協議会(KNCC)総務の権五成(クォン・オソン)牧師は同日、「KNCC総務書信」で「アフガニスタンに滞在しているすべての方々はひとまず活動を中止し、慎重に事態の推移を見守るよう期待する」と述べた。また権総務は「世界各地にはさまざまな確執のため身の安全や命が脅かされる場所が多くある。韓国の教会は宣教地で大規模な人員を動員する集会や行事を中止すべき」とも語った。

 「ムン・ヒョンソン」と名乗るネットユーザーは、外交通商部ホームページの自由掲示板に「厳密には、こうした無分別な海外宣教活動が生んだ悲劇は、宗教弾圧といわれるのを恐れ、これを阻止できなかった政府に責任がないとはいえない」と書き込んだ。特に、拉致された人々がアフガニスタンに向け出発する際、「アフガニスタンへの旅行は自粛してください」という仁川国際空港内の政府案内文の前で撮った写真がネット上に広まると、慎重さに欠ける行動を批判する声が高まっている。


 その一方で「韓国で戦争が起き、他国の人々が救いの手を差し伸べようとしているとき、“危険地域だから来るな”と言うのか」といった賛成論も少なくなかった。
朝鮮日報日本語版 7月23日)