四本足のニワトリ

 Dainさんの「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」で学力低下の本当の原因という記事がありました。

 もうひとつの象徴は、生きるチカラを失いつつある子どもたちだ。フライドチキンとしてあれほど食べ親しんでいるにもかかわらず、絵を描かせたところ、なんと4本脚のニワトリができあがった。一人二人ではない、小学校三年生の1クラス27人のうち5人が4本脚のニワトリを描いたのである(※2)。生きていく上で基本的な何かを欠如したまま大人になるということは、そのまま日本社会の崩壊につながっている。

 最後まで読んでにやりとさせられたわけですが、何を隠そう私も小学校二年の時に四本足のニワトリを描いた人間で、いってみれば日本社会を崩壊させている?側の人なのでした。
 しかも「生きていく上で基本的な何か」を欠いているとは知識面でのことでしょうが、私はなおたちが悪く、現物を見て写生しながら四本足を描いたという想像を絶する子供でしたけど何か?


 そういえば今日はエイプリルフールなんでしたね。不粋なことに思い出しもしなかったです。この記事にフンガイした振りをして何か…とも一瞬思ったのですが、まあ人様のいい記事にただ乗りするのも何ですから止めました。


 それにしても何故自分がニワトリの脚を四本描いたのか今以って謎です。概ねきちんと雰囲気を出して描けていたと思うんですよ、腿のふっくらしたところなんかも。(※この恥辱の作品(水彩)は実家に保存されていまして、後で見たことがあるのです)
 最後に蛇に足をつけたのと同様、先に描きあげてしまったので余計なものを足してしまったのでしょうか。それともドーブツの足は四本、というような先入観があったのでしょうか。まあそんなものは笑い飛ばせばいいと今の私は思っていますけど。