「摂理」教祖に判決

 二年前に書いた記事の続報といえば続報です。
 「教祖による性的暴行がささやかれ、カルトではないかと言われている「摂理」という韓国キリスト教系の新宗教」と書いたあの「摂理」の教祖に、懲役6年の判決がくだされています。
 カルト集団「摂理」教祖に懲役6年

 ソウル中央地裁は12日、女性信徒に性的暴行を加えたとして強姦(ごうかん)致傷の罪で起訴されたカルト集団「摂理」の教祖、鄭明析(チョン・ミョンソク)被告(63)に懲役6年の実刑を言い渡した。


 判決は「被告を救世主だと信じて従っていた若い女性信徒を数回にわたり性的に暴行しても反省しないなど、罪状は極めて重い」と指摘した。


 「摂理」は韓国では国際クリスチャン連盟(JMS)の名前で活動している。鄭被告は2006年4月、中国で逃亡生活をしている間、宿泊先に女性信徒を連れ込み暴行したのをはじめ、01年から06年にかけ、若い女性信徒5人をマレーシア、香港などに呼び、性的暴行を繰り返していたとして起訴された。
(中略)
 判決は「被害者の証言は非常に具体的で、鄭被告も被害者からマッサージを受け、ベッドに一緒に寝ていた点を認めており、犯罪事実は十分に明らかだ」とした。


 鄭被告は脱退した一部信徒の告訴で00年に検察が捜査に着手すると、01年から7年にわたり海外で逃亡生活を送っていたが、今年2月に中国公安当局に逮捕され、韓国側に身柄が引き渡された。
 (朝鮮日報日本語版)

 日本でも女子大生信者に被害があったはずです。
 そちらの方の罪はいつ問われるのでしょう?