介入せず

 昨日は職場の集団検診で、朝から水しか飲めず。腹を空かした雛の気持ちが微妙にちょっとだけわかるような気持ちで、午後からも少し巣を覗いていました。
 結局親はもう来ていない様子。でも子供たちは結構この巣をベースキャンプみたいにして、ちょくちょく戻って来ては飛んでいったりしています。親が餌を与えるのを止めて、子鳥たちに巣立ちを促したんだと理解。
 ちょっと調べたあたりで、成長したツバメの雛は生き餌しか食べないこと、まる一日も食べないでいると死ぬかもしれないこと、などなどを知り、これは私が介入できるようなものじゃないと判断しました。見守るだけです。あの一羽は結局、自分で飛べなければそれまでになってしまうことでしょう。もし残念なことになったならば、お墓に埋めてあげよう…と思うようになったのでしたが…。


 今朝も元気みたいです。
 ピーピー巣の真ん中で鳴いているのがあの子でしょうか。兄弟たちが巣に戻ってくるのを親だと思ってか盛んにアピールしたりしています。(でも当然スルーされている様子)
 実は昨日からときどき巣が空になっているような時もあるようで、あの一羽も力尽きたか…と思ったりもしたのですが、またしばらくすると顔を見せていて、案外少しずつこの子も巣を出て飛んでいるのかなという気がしています。そうであって欲しいですね。