昨日の青森で

印首相との会談欠席 小沢氏「首相じゃないから」と釈明朝日新聞

 民主党の小沢代表は24日の青森市での記者会見で、前日のインド・シン首相との会談を体調不良を理由に欠席したことについて「総理大臣になって首脳会談ということなら、多少体調が悪くても欠席することはない。私、野党だから。総理大臣じゃない。国務大臣でもない。勘違いしないでください」と述べた。
(2008年10月24日)

 義務じゃないって言いたいのでしょう。でも次の選挙で政権を取ろうとしている野党党首の言葉でもないですね。(本人に実はその気がないのだとしても)選挙で勝てば首班指名されるはずの人ですよ。その時になってインド側にどう思われるか、ご本人は関係ないと考えてもどうでもいいこととは思えないのですが。


 時々小沢さんはこういうことをしますよね。前の給油法案採決時の大阪遊説なんかもそうでした。

 民主党小沢一郎代表がインド洋給油法を再可決した11日の衆院本会議を途中退席し、反対票を投じなかったことが波紋を広げている。鳩山由紀夫幹事長は同日の記者会見で「公務として大阪府知事選の応援に向かった」と釈明したが、小沢氏は大阪市内で記者団の問いかけを一切、無視。自民党との大連立構想がくすぶるだけに、憶測も飛び交っている。


 小沢氏が退席したのは、野党側の再議決動議への反対討論の最中。採決では与党席から「本心は賛成なんじゃないのか」「造反だ」などのヤジが飛んだ。造反封じに躍起になっていた民主国会対策委員会幹部の1人も「すべてぶち壊しだ」と不満をぶつけた。


 他の野党も「はっきり言って驚いた。野党第1党の党首として無責任だ」(共産党志位和夫委員長)、「57年ぶりの再議決という憲政史上、極めて重要な時に棄権するのは理解できない」(社民党福島瑞穂党首)などと不信感を強めている。
日経新聞 08/01/11)

 あの時は徹底したリアリストなのかなと少し(言われすぎかと)同情もしたのですが、今回のケースは印象が悪すぎると感じます。