七夕

 ある程度長く日記を続けていますと、季節ネタというのは一通り書いてしまっていたりします。七夕については、一昨年の今頃に次のようなことを…
七夕を「たなばた」と訓むのは
オトタナバタ補遺
 ネット上で検索に引っかかる「棚機津女は古事記に書かれたもの」という記述を、それは違うんじゃ…と調べて書いたものです。コメント欄でのご助言もあって、やはりこれは間違いでその記述の元は折口信夫の説にある(折口説を適当に引いたものが流布してしまった)ということがわかりました。


 今晩は微妙な天気で、もしかしたら星空もちょっとだけなら見られるかもしれないようなのですが、いずれうちのあたりからでも天の河は見ることができないでしょう。街中から離れた暗い場所で見た「降るような星空」というのは本当に凄かったです。天の河も見え、見上げているだけで何か吸い込まれそうな、そんな怖さも感じさせてくれるものでした。

 天上の恋をうらやみ星祭         


 高橋淡路女 (1890〜1955)
 俳人。本名は「すみ」