外務省による歴史教科書の翻訳

 日本の歴史教科書 中韓に紹介

 外務省は、日本の歴史教科書に対し、近隣諸国が内容を正確に把握せずに批判しているケースが多いとして、歴史教科書の近現代史に関する記述を中国語や韓国語に翻訳し、ホームページへの掲載を始めました。


 外務省は、中国や韓国で日本の歴史教科書に対する関心が高いものの、実際に教科書を読んだことがなく、内容を正確に把握しないまま批判的に議論しているケースが多いとしています。このため、外務省は、日本で出版されている8種類の中学校の歴史教科書について、近現代史の中で、とりわけ中国や朝鮮半島に関する記述を対象に、中国語と韓国語に翻訳し、ホームページへの掲載を始めました。外務省は、「実際に読んでもらえれば、軍国主義や植民地支配を礼賛するような教育を行っているわけではないことがわかってもらえるはずだ」としています。ホームページのアドレスは、http://www.je-kaleidoscope.jp/indexja.htmlです。
 (NHKニュース)

 ※NHKのニュース本文のurlに一部間違いがあります。正しいアドレスは
 http://www.je-kaleidoscope.jp/index_ja.html
 です
。(アンダースコアが欠けていました)


 ただし、トピックスで

 2005年8月30日 
 中学校歴史教科書の一部を英語に翻訳しました。 
 
 2005年8月24日 
 中学校歴史教科書の一部を中国語(簡体字)・韓国語に翻訳しました。 
 
 2005年8月24日 
 日本理解のための情報発信ページ・カレイドスコープを公開しました。 

 と、書かれているように、翻訳作業は一部しかすすんでおりません。(また残念なことにまだ日本語の部分は目次のみとなっております)
 まだ扶桑社の教科書を入手しておりませんので、とりあえずここで読もう…と安易なことを考えてしまいました(笑)が、まだ読めるのは先の話ですね。


 この試みが、多くの誤解(を拭い去る面倒)を減らしてくれるものと期待しています。