探査機「はやぶさ」続報

uumin32005-09-07

 「はやぶさ」、軌道上ではじめて小惑星イトカワの形状捕捉に成功!

 9月4日朝現在、「はやぶさ」は、その探査対象である小惑星イトカワから、約1,000kmの地点にあり、時速10kmの非常にゆっくりした速度に制御されて、順調に接近を続けています。


 同日、「はやぶさ」は搭載の狭視野光学航法カメラ(ONC-T)を用いて、イトカワの撮像を行い、光度曲線の山と谷の約3時間を隔てた2枚の画像を取得しました。画像上では、イトカワはすでに点像ではなく、pixel以上の画像として捉え始められており、その自転軸とおおまかな楕円体状とおぼしき形状に関する情報を取得しました。


 今日の「はやぶさ」 (日本時間2005年9月6日午前9時 現在)
地球より(Distance from Earth): 324,908,350km
イトカワまで(Distance from Itokawa): 500km


 いよいよここまで来ました。500kmです。これは昨日のデータですからもうそろそろ届いていることでしょう。続報が楽しみです。気分が軽く上向いてきます。
 前にもお話したのですが、ハヤブサには私とわんこのネームが載っています(2/880000ですが…笑)。次の報告はイトカワ近傍に静止したことを伝えるものだと思います。なんとか成功してもらいたいです。
 マーカーの投下は11月だそうですが、吉報だけを待っています。
 (今後の予定