たばこ税

 たばこ増税、1本1円値上げ

政府・与党は14日、2006年度税制改正で、たばこ税を増税し、たばこ価格を1本につき1円引き上げる方針を決めた。


 増税は03年7月以来で、早ければ来年5月にも実施される。児童手当の支給対象を拡充する財源を確保する。


 代表的な銘柄である「マイルドセブン」1箱の小売価格は270円(うちたばこ税約157円)から20円引き上げられる。1本当たりの実際の税額は約80銭で、約1700億円の税収増が見込まれる。


 政府・与党は同日、児童手当の支給対象を現行の「小学校3年生までの児童」から「6年生まで」に拡充し、06年4月から実施することで最終合意した。


 支給対象となる世帯の所得制限も緩和し、サラリーマン世帯(夫婦と子供2人)の年収の上限を780万円から860万円に、自営業者の世帯(同)では596万円から780万円に引き上げる。新たに必要な約2650億円は、たばこ税の増収などでまかなう。
(読売新聞) - 12月15日3時3分更新

 昨日あたりからしきりにニュースで流れている話題ですが、酒税の増税定率減税の廃止より脚光が当たっているようです。たばこ税の増税と、児童手当の拡充…


 ということは、この税が上げられて後の喫煙者は、その支払うお金のいくらかは「子供たちのため」になり、日本の少子化対策に一定の貢献をしていると自負していいということにもなりましょうか。


 そしてたばこ税が上げられた後に禁煙する者は、福祉に対する理解が足りず、児童手当に回るはずのお金を惜しんでいるということでファイナル・アンサー?