改宗

改宗男性に「慈悲」を 法王、アフガン政府へ書簡

 【カブール26日共同】バチカンからの報道によると、ローマ法王庁は25日、イスラム教からキリスト教への改宗が罪に問われて拘束され、極刑の危機に直面しているアフガニスタンの男性(41)をめぐり、ローマ法王ベネディクト16世がアフガンのカルザイ大統領に「慈悲」を求める助命の書簡を送ったことを明らかにした。
 アフガンはイスラム教が国教で、シャリア(イスラム法)では改宗は極刑にも相当する大罪だが、書簡は「アフガンの憲法も認めている」として、男性の「人権尊重」を求めているという。
 ブッシュ米大統領をはじめ、欧州諸国もカルザイ大統領に既に善処を要請、AP通信などによると、男性は近く釈放されるとの見方も出ている。
 しかし、アフガンの宗教界は「(イスラム教の聖典コーランは明確だ。結論は死しかあり得ない」と欧米の介入に反発、釈放されれば暴動となるとしており、混乱が広がる可能性もありそうだ。
共同通信) - 3月26日9時13分更新

 まだ情報も少なくて備忘だけなんですけれど、この記事は気になります。
 昨日トルシエ前代表監督のイスラムへの改宗のニュースに触れていましたし…。