交渉多難
韓国政府は、谷内次官の韓国訪問を受け入れたものの、依然、強硬な姿勢を崩していません。
韓国外交通商部のユ・ミョンファン第一次官は21日、韓国メディアに対して、「日本の測量計画は物理的な力を使っても、最後まで防がなければならない」と述べました。
その上で、谷内次官との会談については、「まず日本が計画を撤回することが出発点になる」との考えを改めて示しました。
韓国の新聞は、「外交的解決の模索が続いている」と報じる一方で今回の谷内次官の訪韓が、「調査に踏み切るための大義名分作りでは」との見方も伝えています。(21日10:37)
[JNN 21日12時42分更新 画像あり]
名分がない主張(竹島所有。付近海底調査の拒否)であるためか、韓国側の発言は虚勢を張ったものにしか見えません。困ったものではありますが、「調査中止でなければ谷内次官を受け入れない」という空威張りが一瞬ももたずに消え去ったごとく、何らかの譲歩は示してくる可能性はあるのではないでしょうか。
交渉不調だとしても、調査を粛々と行えばいいだけなのですし。