2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

生命倫理学

次の記事に少なからずショックを受けました。生命倫理学について前に書いたものをもとに、少しコメントしたいと思います。 [解説]揺れるソウル大ES細胞研究 卵子提供巡る疑惑 韓国側に説明責任 胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究で世界をリードする韓…

シンジョー博士は直方体ですか?(生協の白石さん)

生協の白石さんという面白ネタを小耳に挟んでかなり経ちます。書籍にもまとめられたそうで、それはそれでよろしいとは思います。ただ、ああいう芸風はよくあったものだよ的な感想がもっと聞かれるかと思ったのですが、私の動く狭い範囲ではまだそれを聞きま…

しづやしづ

「義経」ほとんど初めて観ました。次回は「しずやしず」だそうですが、静御前が頼朝と政子の前で舞を舞うエピソードは『吾妻鏡』とか「静や静」で検索していただければわかるとして、ちょっとばかりこの歌の解釈を…。仮名遣いを正しくすれば、これは しづや…

『惑星大怪獣ネガドン』観ました

とは言っても池袋のレイトショーではなく、日本映画専門チャンネルでですが(昨日というか今日の0:30から放送開始でした)。映画の延長も決まったようですし、放送やネット配信の情報もありますので、興味のある方はネガドン公式サイト(←ここをクリック)を…

ミネルバ、イトカワに接地せず

今朝のNHKニュースでも流れましたが、11月12日に小惑星イトカワへリハーサル降下再試験を行った「はやぶさ」が分離した探査ロボット「ミネルバ」が、イトカワ上に接地できなかったそうです。(「はやぶさ」のリハーサル降下再試験の結果について) 探査ロボ…

天気が良いのに今ひとつ調子が戻らない今日この頃。それでも明日からは通常どおりの生活に戻したいと考えていますし、多分この状態なら大丈夫でしょう。声もほとんど戻りましたし、ちょっとあった熱も引きました。先週末からストーブを引っ張り出して、あと…

倫理的判断

昨日が締まらない終わり方だったのもあって(あとnucさんにトラックバックできてなかったですね。ごめんなさい。リンクを入れるつもりが最後に忘れてました)一応昨日のつづきでも。そんなにたいして書けないけれども。 倫理とは簡単に言えば「何が善である…

今、声でてないんですけど、書く分には問題なし。これは風邪の終わりかけってことなのかと思ってます。風邪だとして症状めちゃくちゃで、大抵私の場合問題になる関節とか筋肉のひっかかりとかだるさがほとんどなかったのでほんとに風邪なのかどうか微妙でし…

最後に大峰山の件で

そういえばnucさんのところへ何かと思っていたのが残っていますね。ちょっとだけ筋だけ書きますと、確かに登りたいと言っていた人たちは私有地とか通らずにでしたら行きたいところへ行けるでしょうし、法はそれを守るでしょう。今回だって後で登った三人に咎…

少し復活。お間抜けなことに、ちょっと疲れていたところで湯冷めしてしまって風邪をひいてしまったようです。おなかが痛いのはなぜかわかりませんでした。早く休むはずが三原順さんの名前を見かけたもので、そのままネットをうろうろ。無理はできないもので…

どうも身体の調子がおかしく、半日で職場から戻ってきましたがまだ本調子には戻りません。風邪の諸症状かも。お腹がいたい。ということで、復活は明日、あさってに…

これは気になる

飛鳥部勝則さんの小説「漫画と類似」 絶版・回収に 2005年11月08日11時39分 原書房(東京都新宿区)は7日夜、同社が今年出版した飛鳥部勝則さんの小説「誰のための綾織(あやおり)」の中に、故・三原順さんの漫画「はみだしっ子」(白泉社)に類似した表現…

民主主義は少数意見を尊重する?

先の日曜の朝、TBSのサンデーモーニング(でしたか、関口宏の番組)の終わりの方のコーナーで、一般市民へのインタビューという感じで初老の男性にマイクが向けられていました。聞くともなく聞いたその発言は、 日本は民主主義だというけど、富める人とそう…

修験道禁止令

国家が宗教に関与した例としましては、日本の場合明治維新前後の神仏分離や廃仏毀釈、そしてその後の国家神道の形成などが最も大きなものだったと思います。その前後で宗教の様相が大きく変わり、それ以前の姿は未だにすべて知ることなどできないほどです。…

山上ヶ岳は一つの宗教施設

先日来、nucさんとのお話の中で一つどうにも私が気付かなかったことがありました(何とも間抜け)。発端は私の次の譬え話です。 …この話を、ヒンドゥーの人に牛肉をだまして食べさせ、ムスリムに豚肉を偽って食べさせて、どうだ何ともないだろうと「啓蒙」す…

もう少し大峰山の件で

先週末から、トラック・バックやコメント等をいつになくいただいておりまして、皆さんの「女人禁制騒動」への関心が高いことを実感しております。(トラックバック等いただきました方々にはここで御礼を。賛否ありますが、どれも有難く読ませていただきまし…

性同一障害を考えている方々の「大峰山入山」についての声

annojoさん@AnnoJobLogの11月3日、4日あたりのコメント欄での白熱したやりとりは興味深かったです。ちょっと煽りに来たような方もちらほら見受けられますが、まさに今回の行動を起こした方々に近い人たちの生の声(賛否両論あり)が伺えて、そこらへんが一…

大峰山補遺

nucさん@白のカピバラの逆極限の昨日の記事(こちら)で、大峰山に登りたいという方に分があるという議論があり、そこにもコメントで書かせていただいたのですが、同じものをここに追記しておきます 大峰山は女性も登れますよ。というか、今大峰山と言われ…

カルト?

昨日の日記にいただいたコメントの中で、monaさんから次のようなご意見をいただきました。 正直、所謂「村民?」があのような形で結集し抵抗する様は ある種カルト的で実に気味の悪いものでした 「あのような形で結集し抵抗する様」と表現されておりますので…

HayabusaLive

11/04: Today's descent aborted Due to a detection of anomalous signal at GO/NOGO decision, today's descent, including release of MINERVA and the target marker has been canceled. ちょっと気になっています。続報が来ません…(「今日のはやぶさ」…

登山者側の質問書

antonianさんの追加の記事を読み、MOKUBAZAさん@ジオン脅威のエロチズムの11月15日の記事経由で今回の登山を強行しようとしたイダヒロユキ氏側の「質問書」にたどり着き、それを読ませていただきました。 質問書1 「大峰山」に女性が入山してはいけない理…

山岳信仰・修験道儀礼

昨日、大峰山にむりやり登った三名の記事を記しましたが、法的には彼女たちにはそれほど責められないかもしれません*1。しかし何と言いますか、そこで踏みつけにされたのは現地の人の想いであり宗教的価値です。イスラムのモスクで異教徒を入れないところへ…

大峰山での愚行

この共同の記事「女人禁制の大峰登山目指す」が気になっておりました。 女人禁制を守る修験道の根本道場、奈良県天川村の大峰山(山上ケ岳)の開放を求める市民らが2日、心と体の性が一致しない性同一性障害の男女らと3日に大峰山登山を試みる、と発表した。…

追憶

注目していた小田嶋さんの「ウヨ曲折」のコメント欄のやり取りがちょっとバトルになっていました(過去日記)。もうけりは付いたのですが、その記事を受けた「タケシ's」という記事で、 生硬で、格式張っていて、知識人ぶった、文化主義的な、サロン教養人臭…

風情

李登輝氏、4月訪日に意欲 桜の季節「奥の細道」に/東京へも 【台北=河崎真澄】台湾の前総統である李登輝氏(82)は一日、台北市内で産経新聞などとの会見に応じ、第三次小泉改造内閣の発足について、「党内の派閥政治が終焉(しゅうえん)し国益中心の…

狂言『鬼瓦』

どこぞの狂言師の母御前が「鬼瓦軍団」と言ったとか言わないとか。『鬼瓦』は狂言の演目の一つ。文化の日にちなんで、それをご紹介…。 『鬼瓦』 長らく都にいた大名が、訴訟沙汰で勝って国許へ帰ることになる。これも頼っていた薬師如来のおかげと、太郎冠者…

一つの仮説

question:1128960118 反日を主張する韓国人と、それに反論する日本人の議論において、なぜ統一の見解が導かれないのでしょうか?合理的に説明してください。 何度か答えようと思ったのですが、結局答えていません。こんなことを書こうと思っていました。 韓…

ウヨクサヨク論関係

とりあえず最近興味を持った記事などから まず圏外からのひとことさんの「ルールの上の競争とルールを巡る闘争」 mumurブログさんの「保守主義者・愛国者」VS「反反日・反左翼」という分析のポイントとなる部分をfinalventさんがうまく切り出しているが、「…